皆さんこんにちは。IVY事務局の小笠原です。

クラウドファンディング終了まで、残り11日。

ありがたいことに、目標金額の31%、62万円まで到達しました!これまでご支援くださった61人の皆さんのおかげです。ありがとうございます!

 

毎日ドキドキ(正直かなりハラハラ…)しながらプロジェクトページを見ている私ですが、皆さんからいただく応援コメントが、私の励みになり、心の支えになっています。

このプロジェクトを通じて、イラクのこと、IVYの活動に興味をもち、共感くださりご支援くださる方々が既に61人もいらっしゃること、心から感謝しています。皆さんからいただいた思いを形にするためにも、このプロジェクトを必ず成立させたい!

しかしそのためには、あと11日で残り138万円を集めなければなりません。

まだまだ皆さんからのご支援が必要です。どうか私たちに力を貸してください。

facebookでのシェア、いいね!などでの応援、そしてご支援をよろしくお願い致します。

 

さて、今日は補習校に通っていたアブドゥルラハマンくんからのメッセージをお届けします。インタビュアーは、イラク事務所スタッフのシーランです。

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皆さんこんにちは。IVYイラク事務所スタッフのシーランです。

ご紹介するアブドゥルラハマンくんは、8歳の男の子。補習校では2年生です。

シーランの質問にリラックスして答えるラハマンくん

 

ラハマンくん一家が村を離れたのは、イスラム国が占領する少し前だったそうです。逃れた先ではどのような生活を送っていたのでしょうか。

 

「僕たち家族は隣村へ逃げたんだけど、その後もイスラム国が怖くて怖くてたまらなかった。それはね、お父さんとお母さんが「イスラム国にまた何人が殺されたんだって」って話しているのを聞いたから。もし少しでも逃げるのが遅かったら…って思うと、とても怖かった。」

 

村から離れて安心できるかと思いきや、親族や知人から届くニュースは、悲しい内容ばかりだったと話します。

毎日通っている通学路を一緒に歩きながら、インタビューは続きます

避難民キャンプ内の学校

少しの間滞在していた隣村を離れ、ラフマン一家が次に目指した先は、エルビルにある避難民キャンプでした。

「キャンプにはね、赤ちゃんやおじいさん、おばあさん、僕みたいな子どもまで、たくさんの人が暮らしてたんだ。僕は6歳になっていたから、キャンプ内にある学校に通えると思って、すごく楽しみだった。

でもね、学校へ行ってみたら子どもたちでいっぱいで、座る場所も、勉強する道具も足りなくて、勉強できなかったんだ」

 

ラフマンくんのように勉強したいと望む子どもがいる一方で、全ての子どもを受け入れるための教室、教員、そして教材が不足していました。

子どもたちでぎゅうぎゅう詰めの教室に、先生は1人。全員に教えるのが難しいために、授業時間を短くして子どもたちを入れ替えながら、授業を行なっていたそうです。

 

退屈な日々

十分な勉強ができないまま過ごしていたラハマンくんですが、2017年にイスラム国から村が解放され、帰ってくることができました。

しかし、ラハマンくんが目にしたのは、変わり果てた学校の姿でした。

村内には壊れた家屋や倒れそうな電柱がちらほら見受けられます

「村に帰ってきたら、僕が通うはずだった学校が壊れてたんだ。

友達は隣村の学校へ通い始めたけど、僕のお父さんとお母さんが、交通事故に遭って僕がいなくなったら嫌だから、せっかくイスラム国から逃れて安心して暮らせるようになったから、もう怖い思いをさせたくないからって、僕は学校へ行くことができなかったんだ。毎日家で過ごしたり、近所の友達と遊んだりしていたよ」

本当は学校に行っている時間を、やり過ごしていたラハマンくん。

 

そんな時、IVYの補習校が開講されることを聞きつけ、入学手続きを行なったそうです。

一番前に座り「今日も勉強するぞ!」と張り切るラハマンくん

補習校という場所

「補習校でね、僕は読む、書くを覚えたんだよ!家にある物も読めるようになったからすごく楽しんだ!家に帰っても宿題があるから、もう退屈じゃないんだよ。

それにね、友達もできたんだよ。年上のお兄ちゃんたちがサッカーに交ぜてくれるのが嬉しいんだ。

キャンプにいる時は、学校があまり楽しいと思えなかったけど、今は学校って楽しいなって思えるんだ、勉強が大好きだよ。」

その後もおしゃべりは止まらず、勉強のこと、友達とのこと、たくさん話してくれました。キャンプ内の話をしていた時の表情とは一変して、補習校がどんなに楽しいかということが伝わってきました。

 

下校時、校門前が混雑しないように並んで教室を出てきます

学校だからできること

幼い頃にイスラム国に故郷を襲われ、恐怖と不安な気持ちを抱えながら成長してきたラハマンくん。彼のような思いを抱えている子どもは、少なくありません。

 

学校では、勉強はもちろんのこと、沢山の友達と出会い、お互いの気持ちを伝え合いながら、相手を信頼し、尊重し、豊かな人間関係を築いていってほしい、学校がそういう機会を提供できる場所でありたい、そう願っています。

イラクの子どもたちが、学校へ通えるために、プロジェクトへのご支援をよろしくお願い致します。

 

IVYイラク事務所

シーラン・シェール

 

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