寄付総額
目標金額 2,000,000円
- 寄付者
- 121人
- 募集終了日
- 2018年11月30日
サポーター50人大募集!紛争下にいる子どもたちの未来を応援しよう。
#子ども・教育
- 総計
- 9人
台湾花蓮地震 緊急支援
#国際協力
- 現在
- 48,395,000円
- 寄付者
- 4,982人
- 残り
- 64日
米各地を巡る上映キャラバンでアメリカの人たちに大陸汚染を知らせたい
#環境保護
- 現在
- 9,160,000円
- 支援者
- 379人
- 残り
- 2日
歩みを止めない。カンボジアでの地雷撤去、平和を取り戻す技術を世界へ
#国際協力
- 現在
- 4,893,000円
- 寄付者
- 158人
- 残り
- 33日
令和6年能登半島地震で存続の危機。和倉温泉を助けて下さい。
#観光
- 現在
- 31,265,000円
- 支援者
- 1,654人
- 残り
- 18日
ワンラブ助っ人募集中!|ルワンダでずっと義足を作り続けるために!
#国際協力
- 総計
- 94人
「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園を共に作り育てましょう!
#国際協力
- 総計
- 56人
プロジェクト本文
終了報告を読む
空爆で粉々に壊れてしまったイラクの小学校を再建!
「安心して学べる環境」を子どもたちに提供したい。
ページをご覧いただきありがとうございます。認定NPO法人IVY(アイビー)の小笠原直子です。私は2009年から2011年まで、青年海外協力隊としてシリアでボランティア活動をした経験から、アラブの人たちのために日本にいながらできることをしたい、という思いで活動しています。
IVYではこれまで、2013年から6年間にわたり、中東・イラクを拠点に難民の支援活動を実施してきました。2015年には教育支援、2016年・2017年には越冬支援のクラウドファンディングに挑戦し、多くの皆様からご支援を賜り、成功裏に終えることができました。重ねてにはなりますが、ご支援くださった皆様、ありがとうございました。
このような状況下でも、この地で暮らす子どもたちは日々、成長していきます。その環境下で「安心して教育を受けられること」は、子どもたちの将来にとって何よりも重要なことと考えております。
この度私たちは、空爆によって破壊されたニナワ県の小学校の再建支援を実施することにしました。目標金額の達成に向け、皆様のご支援をよろしくお願いします。
日本人の”難民に対するイメージ”を変えたい。
きっかけは、青年海外協力隊としてシリアで過ごした1年半。
――「危ない国から帰ってこれてよかったね」と心配してくれた友達。
今回のクラウドファンディングの内容について説明する前に、少し私自身の話をさせてください。私はIVYに入職する前、シリアで幼児教育隊員として青年海外協力隊として活動していました(2009.9 - 2011.4)。
通常、協力隊の任期は2年なのですが、2011年3月にシリアで内戦が始まったことにより、残り半年の活動期間を残し、そのまま日本へ強制帰国となりました。「シリアの内戦が早く終わりますように……」そう願っていましたが、内戦はますます激しくなり、私はシリアへ戻ることなく2年間の任期を終えました。
シリアではそれからもずっと内戦が続いています。難民の数は560万人を超え、今も多くのシリア人たちが避難生活を続けています。あまりにも急な出来事だったので、なかにはお別れをきちんということができなかった子どもたちもいます。大好きだった人たちをシリアに置いて自分だけが去らなければならないという状況に、とてもやるせない気持ちになりました。
2011年4月に帰国後、日本は東日本大震災後の喧噪とした状況下でしたが、その際にも残念な出来事がありました。それは、帰国した私に友人たちの「危ない国から帰ってこられて良かったね」という言葉でした。友人たちには他意はなく、もちろん善意での言葉だったのだろうと思いますが、私にはシリア=危ない国という印象はありません。それがとても悔しかったです。
だからこそ、私はシリアをよく知る一人として、もっともっとシリアで暮らす人たちのことを発信していく必要があると思いました。その後、JICAの青森県国際協力推進員として東北各地で国際協力の啓発活動を務め、IVYに入職して今に至ります。シリアやイラクの人たちに対する支援に携わりながら、より多くの方にこの問題を届けていくために、今回クラウドファンディングのオーナーを担当させていただきました。
IVYだからこそできる、教育支援と越冬支援
――丁寧なヒアリングからわかる、現場のニーズに即した支援活動を。
これまでIVYでは2013年から6年間にわたりイラクで、「教育支援」「越冬支援」を実施してきましたが、難民の避難生活が長期化していくなかで、求められる支援のニーズも変容してきました。
実際的に、「難民生活」が「いつ」収束するのかについては、目まぐるしく変化する社会情勢の中、私たちも、そして難民の人たちも先が見えないのが現状です。毎年多くのご支援を頂戴していますが、中東の難民たちの暮らしは引き続き過酷を極めています。
IVYは、イラクで暮らす人たちに寄り添い、引き続き息の長い支援を実施していけるよう、これからも「その時々のニーズにきめ細やかに柔軟に対応する」をモットーに、国境を越えて、個人とコミュニティの自立のために活動していきます。
「もどってきたら、学校がなかった」
教育の機会を提供するためのIVYの新しい挑戦。
――毎日通っていた村にたった一つの小学校、空爆によってガレキの山に…。
「また学校に行きたい!」そう願う子どもたちのために、校舎を再建します。
今回のクラウドファンディングの背景と内容を説明させていただきます。
2011年から始まったアラブの春の影響でアラブ諸国では内戦が起き、私たちと同じ多くの市民が犠牲となっています。この状況をほっておけない、その思いでイラクのエルビル県に現地駐在している武田と共に、シリア・イラクに暮らす市民に対しての活動を行っております。
約1,000人が暮らすイラク共和国二ナワ県にあるイスラム教の中でも少数派のT村の人々は、2014年8月に過激派組織IS(イスラム国)の攻撃により、村を追われ、全員が避難を余儀なくされました。3年後の2017年4月、村に戻ってきた時には、空爆で家屋は潰れ、農地は荒れ果て、村にたった1校あった小学校も破壊されていました。
現在、子どもたちは、村に小学校がなくなったため、となり村の小学校へ通っています。しかし、通学路には時速100キロ以上のトラックや車が行き交う高速道路があり、そこを猛ダッシュで渡らなければなりません。
毎日が命がけです。
それが怖くて、多くの子どもが学校を休むようになりました。
「お母さん、道路を渡るのが怖いから学校に行きたくない」そう呟くほど、道路を渡るのは子ども達にとって恐怖の瞬間であり、命がけの通学でした。
この危険な状態をいつまでも続けておくわけにはいかない、解決するためには村に1校だけあった学校を再建するしかない、私たちはそう強く感じ、学校建設のために動き出しました。
しかし、少数派の村では、学校再建となっても、、、いつ工事の順番が回ってくるか、わかりません。
そこで、私たちは、T村に学校を再建することにしました。村内に学校ができれば、子どもたちは毎日危険な思いをして高速道路を横断する必要がなくなります。
学校再建のために、建設費用が不足しています。あと200万円が必要です。
「新しい学校ではね、僕は4年生になれるんだよ!」
――学校の再建は、3年もの間、つらい避難生活を送ってきた子どもたちの日常を取り戻す力になります。
今回集めた資金は、プレハブ校舎再建のための工事費用、弊団体スタッフがフォローアップしていくための人件費などに充てさせていただきます。
長い子で3年以上、学校へ通えなかった子どもたちが、10月から始まる新しい学校でスムーズに勉強についていけるよう、ⅣYでは今年6月から村内にある民家を借り補習校を開いています。毎日40度を超える暑さの中、子どもたちは、久しぶりに勉強できる、友達に会える補習校での時間を楽しみに、毎日通ってきています。
授業が始まり先生が問題を出すと「アナー!アナー!(私!私!)」と天井に手が届きそうなくらい元気いっぱいに手を挙げる子どもたち。
「新しい学校ではね、僕は4年生になれるんだよ!」と嬉しそうに知らせてくれる子どももいます。
当たり前の日常を取り戻すために。
――慣れない土地での避難生活、友達と会えない時間、限られた生活物資、子どもたちは避難を続ける間、つらい日々を送ってきました。
村に帰ってきた今、子どもたちは日常を取り戻しつつあります。足りないのは、学校。空爆の音に怯えることなく眠り、家族で食卓を囲み、学校へ行って、友だちに会う…そうした何気ない日常を繰り返していくことが、子どもたちの傷ついた心を癒し、元の健やかさを取り戻すためには、とても重要なプロセスです。
そして、これからも生き抜くために、学ぶことが必要です。子どもたちの元気な声が聞こえてくる校舎を建設のために、応援をどうかよろしくお願いいたします!
リターンについて
皆様からのご支援に対し、以下のお返しをさせていただきます。
*心を込めたお礼のメッセージ(E-mailでお届けします)
*ポストカード
*報告書
*100,000円のご支援には、学校のプレートにお名前を入れさせていただきます。
特定寄附金による税制優遇について
本プロジェクトを通じて寄附を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。
・個人の場合:2,000円以上の寄附をされた方は、寄附金領収書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のWebサイト、認定NPO法人IVYのWebサイト等をご覧ください。
<寄附金領収書の発行について>
寄附をされた方には、後日「寄附領収書」を送付致します。
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プロフィール
1991年、当時、タイ・カンボジア国境にあった難民キャンプにスタディツアーに行き、難民支援の現場に衝撃を受けた山形県人10人が、「地方からもできる国際協力」をめざして設立しました。本部は今も山形市にあります。以来、カンボジアをはじめ、フィリピン、東ティモールで活動を展開。また、東日本大震災とシリア紛争が同じ2011年3月に始まったことから、中東にも目を向けはじめ、イラクやシリアでも活動を開始、現在は4校の学校での教育支援や正規の学校に通えていない子どものために補習校3校を開校、心のケアや先生への研修等も行っています。バングラデシュのロヒンギャ難民支援、ウクライナ国内での医療支援活動も実施中です。Readyforでは、最近では「シリアの子どもたちに給食を届けたい」「ウクライナ緊急支援・各地の病院へ必要な医薬品を届けます!」で500人以上の方々にご寄付いただきました(感謝!!)
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ギフト
5,000円
心を込めたお礼のメッセージ
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プロフィール
1991年、当時、タイ・カンボジア国境にあった難民キャンプにスタディツアーに行き、難民支援の現場に衝撃を受けた山形県人10人が、「地方からもできる国際協力」をめざして設立しました。本部は今も山形市にあります。以来、カンボジアをはじめ、フィリピン、東ティモールで活動を展開。また、東日本大震災とシリア紛争が同じ2011年3月に始まったことから、中東にも目を向けはじめ、イラクやシリアでも活動を開始、現在は4校の学校での教育支援や正規の学校に通えていない子どものために補習校3校を開校、心のケアや先生への研修等も行っています。バングラデシュのロヒンギャ難民支援、ウクライナ国内での医療支援活動も実施中です。Readyforでは、最近では「シリアの子どもたちに給食を届けたい」「ウクライナ緊急支援・各地の病院へ必要な医薬品を届けます!」で500人以上の方々にご寄付いただきました(感謝!!)