支援総額
目標金額 150,000円
- 支援者
- 26人
- 残り
- 29日
プロジェクト本文
▼自己紹介
私は、静岡県に住む、決して高給取りとは言えない、地方のサラリーマンです。
私はこれまで、ネパールという国について縁もゆかりもなく、知識もほとんどありませんでした。
私の父は、20年ほどネパールのへき地に小学校や灌漑設備を建設するNPO活動を行っています。これまで父の活動について知ってはいるものの、私自身は活動に参加したことはありませんでした。
高齢となった父の手伝いとして、小学校設備・大学の学校図書館・灌漑設備などの視察や引渡しのため、私は中学生の息子を連れて、ネパールに行く父に10日間同行しました。
ネパール山間部地域を訪問し、素晴らしい自然を体感したり、ネパールの方々の温かい人柄に触れ合ったりする中で、私はネパールという国が大好きになりました。
それと同時に、父やNPOの方々や、ネパールに在住して30年以上に渡り支援を行い続けている日本人の方などの、これまでの支援の偉大さを痛感しました。
過去の写真を見たり、当時の話を聞いたりする中で、これまでの様々な支援が、地域にしっかりと根ざし、そして最初の支援をきっかけに地域自身の力で大きく発展している事を知りました。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
今回のネパールでの10日間の生活の中で、私は2つのことを痛感しました。
「初めはどんなに小さな支援であっても、それを行う事が大切である」ということ、
そして、「初めは小さな支援だった芽は、そこに生きる地域の方々の前向きな努力のもと、大きく成長していく」ということです。
初めは生徒数10数名であり、現在は生徒数400名以上の大きな規模となった学校の校長先生のお話がとても印象に残っています。
校長先生はこうおっしゃっていました。
「30年前には牛小屋のようだった小さな学校が、日本のNPOの支援を受けて小さな建物となりました。建物は大きくはなくても、日本からの支援で建物ができたおかげで、ネパールの国からの援助を受けることが出来るようになりました。その結果、学校は今もなお発展を遂げています。もしも日本の方々の初めの支援がなければ、今この学校はこの姿ではなく、ここで学ぶ子供たちの笑顔もなかったでしょう。私たちが感謝しているのは、大きな資金での大きな設備ではなく、何も無く頼る人もいなかった私たちに、日本の方々が『最初の手』を差し伸べてくれた事なんです。」
この言葉を聞いて、父や、NPOの方々や、ネパールで支援を続ける方のような、私にとっては偉大過ぎる支援はできなくても、私ができる支援を少しでもしたい、という思いが生まれました。
ネパールを訪問した際、私は、中学生の息子と力を合わせて、ネパールの小学生の子供たちや高校生の年代になる学生たちに向けて、日本のことを知ってもらうための授業を行う機会をいただきました。
授業は、勉強したてで発音のひどいネパール語を中心に、上手とは言えない英語を交えて行いました。児童や学生達は、私たちのたどたどしいプレゼンを温かい態度で興味をもって聴いてくれました。
その中で私は、「日本のアニメの認知度の高さ」に驚きました。
何校かで授業を行う中、子供たちは日本の場所や言葉、文化は知らなくとも、日本のアニメやマンガについてはほぼ全員が知っていました。
(ちなみに、山間部でお世話になった地域の方々にも同じ日本の紹介を行いましたが、30歳以上の方は日本のアニメやマンガを知りませんでした。)
様々な学校や図書館を回りながら、私は少な過ぎる本のことがずっと気がかりでした。
ネパールでは、大きな町にしか書店はありません。書店も決して大きいものではありません。
私は、書店のマンガのコーナーを見て、半分以上が日本の「マンガ」で埋めつくされていることに驚きました。「マンガ」は英訳されたものしかなく、価格は日本円で1冊1000円以上、中には1500円以上するものもありました。
へき地に住む多くのネパールの子供たちにとっても、日本の「マンガ」はとても高い認知度を持っています。
しかし、彼らにとって日本の「マンガ」は、「5時間以上の危険な山道をジープで進んだ先にあり、娯楽にするには高額すぎる貴重な物である」ということを、私は知りました。
▼プロジェクトの内容
私は、ネパールの学校の図書館に、日本の「マンガ」を届けたいと思っています。
今回のプロジェクトでは、ネパール訪問でお世話になった5つの学校、教育機関に対して、日本のマンガを購入し、EMSで送りたいと考えています。(ネパールには航空便や船便がないため。)
目的は下記の通りです。
◇日本の「マンガ」を学校の図書館に送ることを通して、学校図書館の蔵書を増やし、子供たちが書物に触れることのできる機会を増やしたい。
◇日本の「マンガ」を学校図書館に送ることを通して、子供たちが物語の楽しさを感じたり、想像力を高めたりする手助けをしたい。
◇日本語で書かれた日本の「マンガ」を学校図書館に送ることを通して、ネパールの子供たちに日本文化や日本語に触れる機会を設け、日本とネパールのつながりを深める一助としたい。
寄贈先は、下記の5つの学校・教育機関です。
・パルパ郡ジャナウッジャル校
・パルパ郡ガンガ校
・パルパ郡ブッシュルダーダ校
・パルパ郡サーヒット キャンパス
・パルパ郡ダルチャ キャンパス
ジャナウッジャル校、ガンガ校、ブッシュルダーダ校はそれぞれ規模は違いますが、6~18歳までの学生のための学校です。
サーヒットキャンパスとダルチャキャンパスは、将来の教師を育てる大学です。
どの施設も、日本のNPOの協力によって発展が進んでいる教育機関です。
私がネパールを訪問した際には、校内を視察させていただいたり、日本を紹介する授業を行わせていただいたりしました。
今回の訪問をきっかけに、学校長をはじめ、現地の関係者や現地在住の日本人支援者ともつながりができました。
現在も連絡を取り合っています。
寄贈を受け取ることについての了承と、名称掲載に関する許諾を取得しています。
私の目的に賛同してくださる方の支援を、心からお願い申し上げます。
資金が集まらなくても、個人で地道に行っていくつもりです。皆様のご協力をお待ちしております。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
今回企画した私のプロジェクトが、多くの方の賛同を得られるのであれば、より多くのネパールの小学校へと支援を展開していきたいと思っています。
そして、ネパールの全ての学校に日本の「マンガ」を届けることが、現時点での、私の最終的な目標です。
- プロジェクト実行責任者:
- 宇野 主馬
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
私がネパールの5つの学校や教育機関の図書館に、日本の「マンガ」を購入して、EMS(国際スピード郵便)にて発送します。書籍購入費に15万円、発送費に10万円を使用します。 ※発送の際に割高となるEMSを使用する理由は、ネパールには航空便、SAL便、船便が出ていないからです。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額分は自己資金にて補填し、プロジェクトを実行します。たとえ誰の協力を得られなくても、ネパールの教育機関に、日本の「マンガ」を必ず送り届けます。ネパールのへき地の各種教育機関を視察し、「今の私には、大きな施設を作ることはできないけれど、今の自分でも何か出来ることをしたい。」と強く感じました。私にとってそれは「日本語で書かれた日本の『マンガ』を届けたい。」という、小さな思い付きのようなものですが、その小さなことに強い情熱を捧げてみたいと思いました。何としてでも、やり遂げます。ご支援・ご協力頂けたら幸いです。
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リターン
1,000円+システム利用料
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3,000円+システム利用料
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10,000円+システム利用料
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- 2025年5月
50,000円+システム利用料
感謝のメール6
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- 0
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- 発送完了予定月
- 2025年5月
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