鈴鹿殺人事件の最新の状況について

2012/11/13に発生した鈴鹿殺人事件。会社役員である辻元彦さん（当時38歳）が何者かに後頭部を殴打され、殺害された事件です。この日の午前中に、貸した金を返してもらうためにアポを取った上で辻氏宅を訪問した加藤映次さん（写真/当時34歳）が逮捕起訴されます。

映次さんは10:24に辻氏宅に到着。返す返さないで揉めた後､10:38には退出。検察委側の主張では10:55が退出時間です。しかし、この短い時間に辻氏を殺害し、ルミノール反応も出ないほど返り血を除去し、高速道路を使って出勤し、買い物をして平然と新規採用の面接までこなすことが可能なのでしょうか。

その後、大変な問題が発覚します。映次さんが仕事をしている夕方の時間、殺された辻氏のスマホでLINEアプリがダウンロードされていたのです。つまり、アプリをダウンロードしたのは辻氏本人か真犯人Xです。死んだはずの被害者がアプリをダウンロードした？　そんなバカなことはありません。

ですが、2012年当時スマホを使っている人はほんの一握り。現在のように日本中の人がスマホを使っていたなら、判決は違うものになっていたでしょう。是非、お聴きください。

8/7（月）に放送した音源を8/21（月）にも再放送。YouTubeでも放送音源をお聴きいただくことができます。https://youtu.be/i4ftMA7ZiD8