進捗状況ご報告

 

ご無沙汰しております、小川です。

 

牧場造成事業ですが、大変申し訳ありませんが、まだ完成に至っておりません。

放牧予定地には相当量の土を盛る必要があるのですが、廉価で土質の良いものを集めるのは容易にはいかない状況です。

自宅前の放牧予定地１は2200㎡ありますが、ここに20センチの厚みで黒土を盛る場合、普通に業者さんから購入すると200万円程度掛かります。これに肥料代等も必要です。

この敷地だけでしたら皆様から頂いたご支援金と自己資金で何とかなる金額ではありますが、改良が必要な土地は、この5倍近い面積があります。

現状、収入が全くない心細い状況になっておりますので、一部の敷地に多額なお金を費やす訳にはいかない状況です。

なるべく安くあげるため、土壌改善に注力し盛り土は最小限に抑える方向で検討しております。

 

畑を宅地に変える工事等が近くであれば、畑の土が安く手に入るかと思うのですが、なかなかうまいタイミングでは見つかりません。

また、田を畑や牧草地に転換する場合、補助金が出ることもありますが、今現在は行われていません。

今はコロナ対策に補助金がたくさん流れているようなので、なかなか影響の少ない業種には回ってこないようですが、これも少し様子見したいです。

 

放牧予定地２は、現状、草地で客土の必要はないので、とりあえず、ここを完成させるのをひとつの目途としたいと存じます。

400坪弱であまり広くはないですが、2頭くらいは放せると思います。

 

クラウドファンディング本文でもご説明した通り、私のプロジェクトの理念は、自分の牧場でより多くの馬を受け入れるのではなく、個人が家庭で馬を飼うという文化の普及です。それがより多くの馬が救われるモアベターな方法だと考えるからです。ちなみにモアベターは和製英語です。

そのモデルケース的役割と飼養希望者の一助となる事が最大の目的であります。

 

少し言い訳がましくなってしまいましたが、全ての放牧地、牧草地が完成するのは、金銭的事情によりまだまだ時間がかかりそうなので、とりあえず、2頭の受け入れ体制完成で一つの区切りとさせて下さい。

6月末を目途に受け入れ体制完成を目指します。

皆様のご期待には必ずや応えますので、もう少しお時間を下さい。

よろしくお願い申し上げます。

 

なお、クラウドファンディングで説明しなかった新たな取り組みをひとつやる予定でいます。内容はまだ言及出来ませんが、プロジェクトの理念に沿った取り組みとなります。

 

余談ですが、土地の一部は飛び地になっております。一反半程の広さですが、そこはキウイ畑にしようと思っています。やはり、農家である以上（私は職業分類上農家です）人の口に入るものを生産したいという思いがあります。

キウイは相模原の家でも作っておりましたが、比較的手間が掛からず管理も容易です。

黄色や赤いキウイは格別に美味しいですよね  (^o^)　

スーパーに出回るNZ産のレッドキウイは短期間しか売られていないので、食べたことがない方が多いかと存じますが、4月下旬からイオンで1ヶ月程度の期間限定で販売になるようですので、見かけたら食べて見て下さい。http://www.zespri.com/ja-JP/blogdetail/red

 

もし、支援者の皆様がお越しになる事があったら、自家生産したキウイでおもてなししたいと存じます。ただし、順調に生育しても果実が実るのは3～4年先になると思いますが(^▽^;)

 

それでは、恐縮ですが、完成まで今しばらくのんびりお待ちください。

何卒よろしくお願い申し上げます。