引き続き各避難所の要望に沿った物資支援を行っています（2024年1月20日）

グッドネーバーズ・ジャパンは、炊き出し支援と併せて、各避難所からの要望に沿った物資支援を行っています。提供する物資は、被災された方々からニーズを聞き取った後、できる限り迅速にお届けすることを目指しています。

本記事では1月17日～20日にかけて実施した物資支援についてご紹介します。

輪島高等学校

株式会社パソナ様からご支援いただいた防寒着・下着類・靴下・手袋・毛布などを17日にお届けしました。

避難している方の人数が多く(17日時点で220名)、市の担当者も疲弊しているとのことでした。
「いただいたもので必要ない物を要らないと言いにくいので、ニーズを理解して必要なものだけを持ってきてくれるのはありがたいです」と、現地のニーズに合った支援の大切さを改めて感じました。

鳳至小学校

17日に要望があったガムテープ・スリッパ・冷却ジェルシート・スプーン・ドライシャンプー・45Lのごみ袋・ハンドクリームなどの物資をお届けしました。

「物資を発注してもなかなか入ってこない。グッドネーバーズ・ジャパンさんは、2日前にお伝えした物資をすぐに届けてくれるので、本当にありがたいです。」
「乾燥がひどいのでハンドクリームは、本当に助かりました」
「お風呂に毎日入れないのですが、頭だけでも綺麗にしたいので、ドライシャンプーシートは嬉しい」
と喜びの声をいただきました。

20日には、紙パンツや簡易トイレ、シュラフをお届けしました。どの避難所も高齢者の方が多く、紙パンツなどの消耗品も必要とされています。

断水が続く輪島市で、トイレは避難所生活をする人だけではなく、在宅避難をしている人にとっても大きな問題となっています。今回提供した簡易トイレは、そういった在宅避難の人も使用される予定です。

河原田小学校

不足していると要望があった食品用ラップやアルミホイル計10箱ほどを、17日に河原田小学校へお届けしました。

受け取った方からは「毎回の食事で使用しているので助かります」とお言葉をいただきました。ご要望いただいた14日時点で約100名が避難しており、水がなくお皿での食事提供が難しい環境では食品用ラップやアルミホイルが重宝されています。（24日現在は57名）

グッドネーバーズ・ジャパンは、引き続き被災地の方々に寄り添いながら活動を続けてまいります。どうか、皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。