おかげさまで、支援の輪がだんだんと広がってまいりました!ついに支援額も32万円を超え、残り90万円となりました!!本当にありがとうございます!!!
 

しかし、最近、支援募集のお願いしかしていないので、それもどうかと思うので、少し作品のことについても触れていきたいと思います。(今更感は否めませんが…。)やや、長くなるので分割してお届けします!
 

「おじいさんのランプ」は、「ごん狐」や「手袋を買いに」などと並ぶ、新美南吉の代表作です。読んだことがある方も意外に多いのではないでしょうか?ざっくり言うとこんなお話です。
 

【お話のあらすじ】
文明開化に賑わう明治末期。ランプに魅せられた少年の葛藤と成長を描いた物語。

 

蔵の中で古ぼけたランプを見つけた東一君。そのランプにまつわる秘密をおじいさんから聞かされる。おじいさんがまだ東一君と同じくらいの年の頃、村に巳之助という少年がいた。初めてランプという物を知り、その明るさに感激した巳之助は、やがてランプ屋となり身を立てる。しかし、村に電気を引くという話が持ち上がり、事態は急変。ランプに人生を掛けていた巳之助は断固反対するも、願いは届かず。追い詰められた巳之助は、ついに……

 


この作品は、南吉自身の初となる、そして、生前に発行された唯一の童話集に収められています。このお話のクライマックスは何と言っても、巳之助が過去と決別し、未来への決意を表すため、大事な大事なランプを自ら石をぶつけ割ってしまうシーンでしょう。

 

過去の慣習や栄光に囚われるのではなく、人々の本当の快適と幸せのために、受け入れ難い時代の変化を受け入れ、捨て難い自らの立場や利権を捨てる覚悟決めた巳之助の姿に、潔さや真の強さを感じ思わず涙するのは、子供よりも大人の方ではないでしょうか。

 

続きは、おじいさんのランプってどんなお話?(2/2)へ

 

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