私の末息子には生まれた時から「おやべん」を実践している。嬉しい時も悲しい時も、悔しい時も、腹が立つ時も、全部身体ごと表現するだけでなく、その気持ちを言葉にして伝えてくれる。

こっちがヤキモキしなくても、無理やり探らなくても伝わってくる。

 

そのおかげで私は彼の行動を信頼できるし、不安がない。

「ゲームに夢中だったから宿題するのをすっかり忘れてた」そういって、慌てて宿題をしようとした。夜9時。寝る時間だ。

「もう寝る時間なのに、今から宿題するなんて、明日がキツイからお母さんは心配だな」そう伝えると

 

「でも、今やっておきたいんだ。忘れていきたくないし、明日やるのは嫌なの。お母さんの横でするから」

 

「ふーん、今無理してでもやっておきたいんだね。じゃ、お母さんの横でどうぞ」と仕事をする私の横でさっさと宿題を片付けていた。

 

宿題の内容が身についているかは分からないけれど、自主性は身につけている。私はそれでとっても満足。彼の行動がとっても嬉しかった。

 

上の子ども3人は、紹介文で書いたように子育てを楽しむことなんてできない状況で成長した。

だけど、4人目を出産する前に改心し、子どもの気持ちをしっかり観ていこうと意識していたので、上の子どもたちにも少しづつ変化が現れた。

 

なんだ、私より子どもたちのほうがうんと柔軟なんだ。あんなに癇癪を起していた長女は「気持ちで伝えるほうが楽だし、分かりやすいね」なんて言ってどんどん自分を発揮している。

反抗期真っ盛りの長男、次男も「オレ」を精一杯表現している。

「鬱陶しいんだよ」と言っても「いやいや、今のは言葉だけ嘘ついたね、お母さん嬉しいよって聞こえたもん」と伝えると照れ笑いするようになった。

私の心は子どもたちの心と繋がっている。だから私が辛いと子どもたちも苦しそう。そんなことがちゃんと観えるようになった私。

ダメダメお母さんだったけど、今なら胸をはって私も母になったと言える。

人は変わる。変わることが自然なこと。

変わりたいと願っている人は多い。だけど、心配しないで。そんなあなたも自分が気づかないだけで変化しているの。

変化を実感できる場所。「おやべん」がみんなにとってそういう場所になるといいな。
 

 

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