シリア内戦から10年。農家の人たちの復興への一歩を支えたい!

シリア内戦から10年。農家の人たちの復興への一歩を支えたい!

寄付総額

1,565,000

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寄付者
117人
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2021年9月17日

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2021年08月31日 15:04

【応援メッセージをいただきました!】田村雅文さん(ICARDA)

本日は、シリア支援団体サダーカの立ち上げなど、長くシリア難民支援の活動をされている田村雅文さんから応援メッセージをいただきました。田村さんは青年海外協力隊として2005年~2007年、シリアに赴任されていました。

 

赴任されたときのシリア、そしてその後のヨルダンでの難民支援のことなどを今年3月に開催したオンライン特別企画「<シリア内戦から10年> 私の好きなシリア~砂漠、スーク、農村~」で、お話しいただきました。(講演の動画は文末よりどうぞ!)

 

【応援メッセージ】

 

私がシリアの首都ダマスカスを初めて訪れたのは2005年でした。7月の夏真っただ中。太陽が容赦なく照り付け、乾燥した埃っぽい風を受けながら降り立ったダマスカス、私はこの地で青年海外協力隊として2年間を過ごしました。

 

苦しいこともありましたが、多くの友人ができ、あまりにたくさんの思い出ができた2年間でした。2年後に日本へ帰国した後も、知り合いの大学の先生に誘われるがまま、学生たちと毎年シリアを訪れました。

 

その後2010年、シリアで知り合った妻と新婚旅行で訪れたのが紛争前の最後のシリアへの訪問となりました。

 

ダマスカスのスーク

 

2011年以降、住んでいた場所が戦場と化していく様子を信じられない思いで見続けてきました。おもてなしにあふれ、美しく豊かだったからこそ、急激に悪化していく状況がショックでなりませんでした。日本に留学していたシリア人の友人たちも、まさかここまでひどいことになるとはと嘆きながら、家族の安否を気遣っていました。

 

2012年には居ても立ってもいられず家族とヨルダンへ移り住み、仲間たちとサダーカというグループを結成しました。ヨルダンでは多くのシリアの人たちの想いに寄り添いながら、シリアの戦争が一日も早く終わるよう様々な働きかけを行ってきました。

 

ヨルダンにて

 

2021年、シリア北部では他の国も介入した複雑な状況が続いています。一方で戦闘が落ち着いたダマスカスに住む友人と話していると、物価の高騰で日々の食材を買うこともままならず、厳しい生活が続いています。あるシリア人に聞くと、迫撃砲に怯えることはなくなったけれど、戦時よりも今の方が生活は大変だと言います。

 

そんな中、私自身ダマスカス在住の友人と戦争によってうまれた孤児のサポートを行っています。全てが高い今のシリアでは日々の食事を確保するのも大変です。ガソリン代が高いため公共交通手段も使えず、サポートする友人でさえも移動ができない日々が続いています。

 

ダマスカス郊外にて

 

先日、サポートする孤児院の担当者と電話会議でお話した際、パルシックの家庭菜園の活動を思い出し、物価が高くて野菜が買えないなら庭に畑を作ったらどうだろうと提案をしました。数週間後に孤児の子どもたちが小さな畑に種を植えている写真が送られてきました。彼らの今を支えながら、将来にも繋がる支援こそが今こそ必要とされていると思います。

 

シリアは夏は40℃を超える暑さの毎日が続き、冬は氷点下にもなり雪も振ることがあります。600万人を超える人たちが海外へ避難したといっても、約1500万人の人たちはまだシリア国内で「日常」を生きています。

 

シリアの経済が一刻も早く安定し物価が元の状態に戻ることが重要ではありますが、それまでの間の人々の生活を繋いでいかなければなりません。パルシックが行う農業分野の支援は今のシリアに最も必要なことの一つであり、是非多くの方にご支援いただければと思います。

 

エジプトにて。現在、ICARDA(国際乾燥地農業研究センター)勤務。カイロ在住。

 

田村さん、ありがとうございました!

ぜひ、こちらもご覧ください。

 

田村雅文氏講演「第二の故郷 シリアで過ごした2年間」シリア内戦から10年~私の好きなシリア~砂漠、スーク、農村~ 2021.3.25開催

 

 

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・パルシックホームページへのお名前掲載(希望制)
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