パルテノン多摩｜航空斜め写真を撮影して街の姿を未来に残そう！

ついに、150万円＆支援者110人を突破しました！

目標達成まであと100万円を切りました！

これまでのみなさまのご支援・応援・ご協力に、心より感謝いたします。

 

さて、150万円＆110人突破記念として、今回は南西からみた47年前の南野・豊ヶ丘・貝取地区をご紹介します。

 

 

手前は現在の一本杉公園の場所で、小野路配水塔が建ってます。野球場はグラウンドの形がなんとなく見えますが、まだ完成していないようです。北側（写真上側）には愛宕配水塔や、さらに北（上）には多摩川が写っています。

 

中央の団地群は貝取・豊ヶ丘の団地です。また、右手上側（北西側）の遠景には、諏訪・永山団地が写っています。

 

愛宕配水塔のある丘の下、つまり乞田川が流れる谷の部分には、京王線・小田急線の線路が通っています。そして、線路周辺には既存集落の姿が見えます。

 

この写真では、線路や乞田川から離れた南側部分の開発が進んでいるように見えます。

 

多摩ニュータウン開発では、河川改修と宅地造成を並行して実施しました。その際、多量の土砂が下流に流れ込むのを防ぐために、まず、防災調整池を作り、先行して造成する区域を定めて、河川から遠い場所から造成をしていきました。また、線路が通っている付近は丘陵の谷の部分で、既存集落があり、ここは土地区画整理事業という別の方法で開発がおこなわれました。

 

そのため、この写真では線路や乞田川から離れた丘の部分で団地群の建設が進み、谷の部分（線路・乞田川近く）には開発前の既存集落の姿が見えているのです。この写真は多摩ニュータウンの開発順序やその背景を知ることのできる貴重な1枚といえます。

 

さて、今回のクラウドファンディングも残り15日となり、後半戦となりました。目標達成まであと約100万円。成立に向けて、引き続きご支援・応援・ご協力を是非よろしくお願いいたします！