絵本読み聞かせ・移動図書館活動の応援、ありがとうございます
フィリピンおはなしキャラバンを応援してくださり、本当にありがとうございました。
この5月末で6ヶ月間のReadyforクラウドファンディングによるプロジェクトを無事終了することが出来ました。
途中ハプニングもあり、4月半ばにストーリーテラーが突然事情で去ってしまったり、思いがけないことが起こるフィリピンならでは!の出来事がたくさん起こりました。
この6ヶ月間を振り返ってみますと、
2017年12月
クリスマスが大好きなフィリピンで、読み聞かせコンテスト!という一風変わったクリスマスパーティを7ヶ所で行いました。
スパゲティとクリスマスプレゼントは、クリスマスのマストアイテムで、スタッフでない人にもヘルプをお願いし、とても助かりました。
2018年1月〜3月
読み聞かせする新しい場所を増やし、そしてほかの奉仕団体とのコラボで施設に行ったりもしました。
施設で暮らす子供たちの中には、人懐っこくてお兄さんお姉さんにくっついて離れない子もいます。貧しさにプラスして親と暮らせない淋しさを感じました。
2018年4月
第2回目の「対話式絵本読み聞かせ ストーリーテラーのワークショップ」
あれこれと下準備して浜島代志子先生をお迎えしましたが、3箇所での読み聞かせもしてくださり、言葉の壁があっても子供たちは惹き付けられるように物語を見聞きしていました。5日間、目も回るような弾丸ツアーでした。
ワークショップでは、知り合ったばかりの方々も参加してくださり、思いがけなくたくさんのインスピレーションが飛び交いました。実りの多い素晴らしいワークショップでした。
2018年5月
フィリピンの真夏、読み聞かせしたい地域と新しいストーリーテラーとスタッフとの都合が合わず、予定より活動回数は減ってしまいました。
どの地域でも、子供たちを呼び集めると予想以上の子供たちが狭い集会所にいっぱいいっぱいになって、みんな汗だくです。あまり読書に適した環境とは言いがたく、おはなしキャラバン車の中でエアコン効かせて少人数でやるほうが良いかもしれません。
いろいろ試しながら改善していきたいと思います。
また5月の終わりから学校始まるまでの間に、(去年12月の)感想文コンテストの賞金を授与しました。クリスマス時期に賞金を渡してしまうとあっという間に使ってなくなってしまうかもしれないと考えての苦肉の策です。新学期に向けて学用品などに使ってくれたら、と思います。
第一回目の感想文コンテストは、子供たちみんな初めてだったらしく、あらすじを書けている子供たちを優秀者に選ぶしかない結果になりました。
本を読むこと、それを自分の言葉で説明し感想を書けることは、学習能力を高めます。
今後はコンテストを年2回ぐらい計画するようにして、フィリピンの子供らしい奇想天外な感想文が出てくるよう、子供たちの励みになるようにしたいと考えています。
こうして皆様のご支援を受けて、たくさんの活動に実らせることが出来ました。
ほんとうにありがとうございました。
今後も、いろんなハプニングも起こると予想しますが、それも楽しみの一つとして、この絵本読み聞かせ・移動図書館活動の継続拡大のため邁進してまいります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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皆様からご支援いただいたお金は、以下のように大切に使われました。
クリスマスパーティ 12万円
古絵本購入 4万8千円
読み聞かせ・移動図書館活動 7万円
ワークショップ 13万5千円
スタッフお給料 7万円
車メンテナンス 5千円
感想文コンテスト賞金 3万円
合計ーーーーーーー47万8千円
子供たちのキラキラした目に励まされながら、今後もたくさんの子供たちに会いに行きたいと思います。ほんとうにご支援に感謝します。
ありがとうございました。