今日は、創業メンバーでコミュニティユースワーカープログラムの設計をしている青木からの新着です

 

 

  

 

 

こんにちは。PIECESスタッフの青木です。

私はおもに、コミュニティユースワーカーのプログラムの設計をしているのですが、
今回は、コミュニティユースワーカーという事業の背景にあるアプローチ方法について書きたいと思います。なぜ、コミュニティユースワーカーが、子どもを取り巻く複雑化する課題のメカニズムを予防すると考えているのかについてです。

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制度的に機会を提供するというものと、属人的にケアやエンパワメントをしていくということの、中間領域を開拓するのがPIECESのコミュニティユースワーカーの役目だと思っています。

前者は、機会の平等です。すべての人達に等しく同じ内容を届けるということが目指されます。学校や行政のサービスが代表的なものです。そして、会社やNPOがある種の事業として提供する箱やスケール可能なサービスもこちらに含まれると思います。しかし、特に課題を抱えている子に関しては、どんなものが必要か?どんなタイミングで必要か?はばらばらで、適切な支援にならなかったり、グレーゾーンな状況にある場合は、その機会にたどり着けなかったりします。 
後者の属人的な支援は、人が柔軟にカバーすることができる点で、課題を抱えている人に対するアプローチとして適切であるといえます。しかし、良い出会いは偶然に委ねられていたり、時に関係性がうまくいかなくなると途切れてしまったりします(たとえば地域、親戚、友人など)。


どちらも一長一短です。そしてどちらも必要だと思います。

さらに、制度と属人性の間をつないでいくものが必要だと思いました。
だからこそ、コミュニティユースワーカーという仕組みを考えました。

 

コミュニティユースワーカーは、あくまで属人的に、柔軟にそれぞれの関係性を紡いでいきます。
でも、個人と個人だとカバーできなかったり、重い課題には対処しきれなかったりします。そこで、コミュニティユースワーカーという共同体でその課題を共有し対処していきます。それらのサポートを、あくまで市民が行うことで「人と人との関係」であるということを重視します。そして、市民でやるけれども、学び続ける環境にいることで、その関係づくりの質を高め続けること を目指します。

これらは、もしかしたら、人と人との出会いという偶然をデザインしていくことにも近いのかもしれません。(たぶん、多くの人は、人生のなかで「お世話になった人との出会い」を持っていると思います。それに近いでしょうか。)

 

今回クラウドファンディングで挑戦したいのが、より広い範囲へのこの仕組の展開です。 
たくさんの子どもたちに「出会ってよかったな」と思える人との出会いを届けたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

青木翔子