【台風19号支援　福島県いわき市】

クラウドファンディング終了まで残り5日を残し、目標金額700,000円に対し695,000円となりました。

あと5,000円で目標金額の達成です！！！

本当にご支援いただいた56名の方々、情報拡散にご協力いただいた方々ありがとうございます。

 

実はというと、このクラウドファンディングの準備を始めたのは、台風19号により甚大な被害をうけた福島県いわき市での災害支援中になります。

もちろんお休みや空き時間を活用してですが。なかなかハードな事をしたなと、今になって思います。(笑)

 

Tシャツのデザインに使用している、災害廃棄物集積所の写真もいわき市で撮影したものです。

10月12日に直撃した台風19号の影響で、いわき市内の約4000世帯が床上浸水

の被害をうけました。

 

9年前の東日本大震災も経験している地域です。

家の外壁には当時の地震で入ったヒビが残っているお宅が沢山ありました。

水害について住民さんと話した後に、震災の話しを聞きながら、こんな大変な経験を2度しても、今まで住んできた場所に住み続けたいって思うのは、その人にしか分からないとても大事なものがその家や地にあるんだと思います。

 

僕がいわき市で初めて家の状況を確認させてもらった方は、当初リフォーム費が1,600万円という見積もりが出て、もう住めないと思い解体を考えていたそうです。

しかし、家の状況を確認させてもらったら、まだまだ解体するには惜しいくらいしっかりした状態だったので、対処すべき断熱材の撤去や床下の泥出しの助言をさせて頂きました。

 

そこのご夫婦は自分達でできる限りの対応をされて、現状は最低限のリフォームを終え生活をされています。

お正月に遠方にいる娘さんや息子さんと家でゆっくり過ごせたと嬉しそうに話してくれて、出会えて家屋の対処方法を伝えれて良かったと思いました。

 

しかし、私だけでは出会えていない住民さんの方が圧倒的に多いです。

早い段階で助言ができていれば使用できるものは活用してリフォーム費用を抑えたり、解体の選択をせずに済んだ方もいるかもしれないと、考えたりします。

人一人ができる事は小さいかもしれないが、多くの人が関わることで救われる人も増えると思まいます。

いろいろ考えるとやるせない気持ちにもなったりしますが、出会った住民さんからの「ありがとう」の言葉に救われます。

 

先ほど紹介したご夫婦も、いわきから離れる直前に会いに来てくれて、「なおした部屋に泊まっていいから、またいわきに遊びに来なさい。お帰りって言える場所を準備して待ってる」と言ってくれて本当にありがたいと思います。

 

いわき市にもまた会いたいなと思う人達と沢山出会う事が出来ました。

少し落ち着いたら、これまでに活動した地域の方達に会いに行くつもりです。

 

皆さんにもそんな出会いを経験してほしいなっと思います。