歴代のプルアウター

プルアウターの始まりは、折れた釣り竿にフォークからでした。

そこから角材に鉄板、アルミ板やプラ板と試作改良を重ね、現在の形になりました。

その多くは失われてしまったんですが、先日初期の試作品、プルアウターと呼ばれる以前の試作品がいくつか発掘されたので紹介します。

試作品改良の大まかな流れ

釣り竿フォーク、角材と鉄板でダーツを抜く仕組みを考える。

↓

角材に左右からアルミ板を打ち付けたもの。

↓　（抜くとき左右にひらいてしまう）

アルミ板をコの字に曲げて角材に打ち付けたもの。

↓　（ボードを傷つけないようプラスチックに変更）

プラ板、プラ棒を加工したもの。

↓　（繰り返し使用していると左右に開く）

チップを引っ掛ける部分をアルミ、横板をプラスチックに。

↓　（繰り返し使用しているとダーツを押さえるスポンジが摩耗する）

分解して交換できるように。

↓　（繰り返し使用していると横板が曲がる、アルミが割れる）

現在のもの。横板の厚みを増し、アルミからステンレスに。強度アップ。

 

シャフト部分も角材からアルミに。伸縮式も試しましたが強度不足で現在の折りたたみ式に。

 

これ以外にもたくさん試作を作り改良を重ねてきました。

ダーツを抜く仕組み、使いやすい形、角度に耐久性。

実際に使ってもらった意見を反映しながらここまできました。

 

歴史を感じますね。