「建物が崩れ落ちる様子が、いまも脳裏に焼き付いている 」

トルコ・シリア大地震により、トルコ国内では約110万人もの人が被災地域から他県に避難しています。

REALsは被災地域に隣接し多くの被災者が避難しているトルコ南部のメルスィン県で、被災者への緊急支援を行っています。

 

ご支援により緊急物資を受け取った人たちから届いた声を紹介します。

 

カフラマンマラシュで被災し、避難してきたイサム さん
支援に本当に感謝しています。日本の皆さんに、私たちがどれだけ感謝しているか伝えてくれますか？
私たちが経験したことは、地獄のようでした。親戚の中には、がれきの下に取り残されたままの人もいます。建物も壊れて何も残りませんでした。家の家具も、私たちが持っていた物もすべて、がれきとなってしまいました。そうして私たちはメルスィンの病院まで飛行機と救急車で運びこまれたのです 。
 

 

 

アンタキヤから避難してきたルラさん
いつも通り眠っていた時に、地面が揺れ始めて周りにあったすべてのものが落ちてきました。私たちが助かったのは奇跡だと思います。建物が崩れ落ちる瞬間が今も脳裏に焼き付いています。私たちは今も悪夢のなかにいます。私たちのことを考えて、支援してくれた日本の人たちに感謝しています 。
 

 

 

マラティアから避難してきた被災者の男性
私と妻、3人の子どもは地震から生き延びて、避難することができました。REALsからは衛生用品と靴を受け取りました。私たちはまだショックを受けていて、妻の精神状態はとても悪いです。特に夜、妻は家にいることを怖がっています。日本 から衛生用品の支援をいただきありがとうございます。また、私と妻が心理カウンセリングを受けられたことにも感謝しています。※

 

※REALsは2018年から、トルコで暮らすシリア難民に、法律相談や通訳支援、心のケアなどの支援を行っています。地震が発生した後も、被災した方たちのお話を聞き少しでも不安を解消できるよう、継続して心理カウンセリングを提供しています。
 

 

 

ハタイから避難してきた被災者の女性
私と妹は、ハタイでなんとか生き残ることができました。家にひびが入りましたが、崩れはしなかったので…。ただ、残念なことに、私たちの両親は崩れた階段の下敷きになって亡くなってしまいました。私たちは助かりましたが、家族を喪いました。

夫と一緒にメルスィンに来てからも、私たちはショックと深い哀しみのなかにいます。そして、私たちはたくさんの、本当にたくさんのものを必要としています。
私たちに衛生用品を届けてくれた、すべての人に心から感謝しています。どうしても必要なものでした。日本の皆さん、思いやりをありがとうございます 。
 

 

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クラウドファンディングに800人を超える方にご参加いただき、トルコ・シリアの被災者に緊急支援を届けられていること、あらためて本当にありがとうございます。

 

地震から2か月近くが経つ今も、地震により日常を破壊された人たちの危機は続いています。

 

皆さまのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。