緊急支援:アフガニスタンで命の危険に晒されている人々に退避と保護を

寄付総額
目標金額 10,000,000円
- 寄付者
- 1,759人
- 募集終了日
- 2021年11月22日
カブール陥落から半年、退避者の声「自分は殺されても…」
2021年8月15日のカブール陥落から、今日でちょうど半年が経ちました。
アフガニスタン情勢の激変を受けて、急ぎ開始した国外退避・保護支援。
皆さまからいただいた様々なかたちでの応援やご支援により、命を救うための活動が実現しています。REALsのアフガニスタン退避・保護支援に力を貸していただき、本当にありがとうございます。
アフガニスタンでは以前として、多くの人が命の危険から国外退避・保護を必要としています。
どうぞ皆さまの引き続きの応援をよろしくお願いいたします。
今回の新着情報では、REALsの支援を受け、2021年末にオーストラリアに退避した元政府高官の男性のインタビューを紹介いたします。
*****
「自分は殺されても、子どもたちと妻だけは救いたい」
アフガニスタンからの退避は、私たち家族にとって叶わない夢のようなものでした。2021年8月以降、私は絶望的な状態で、タリバンに逮捕・殺害されるのも時間の問題でした。10年以上近く国際NGOで働き、その後政府職員として外国軍とも密接に仕事をしていたことが知られていたからです。アフガニスタンの人々のために、国を良くするために働いていたにも関わらず、タリバンは通訳や技術者までも、元政府関係者であるという理由で不穏分子とみなします。
アフガニスタンでは、夜の間に人々が拘束され殺されます。私も直接的な脅迫を受け、安全のために居場所を頻繁に変え、夜はまともに眠れない日々が3ヶ月以上続きました。自分が死ぬ覚悟はできていましたが、9人の子どもたちと妻はどうしても救いたかった。自分が死んだあと、残された家族がひどい目に合うのは明らかでした。そして、一番幼い子どもは、まだ生まれて数週間の新生児でした。
退避する手立てがなかった私は退避支援をしている国際的な有志のグループに助けを求めました。自分が特定されることを恐れ、他の人に代わりに依頼を送ってもらいました。それを受けてルミコ(REALs理事長の瀬谷ルミ子)から連絡をもらいました。
※アフガニスタンからREALsの支援で退避した元政府高官(右)とのインタビューの様子(左:理事長 瀬谷ルミ子)
※安全のため、画像の一部を加工しています。
REALsとの出会いと退避に向けた伴走・心のケア
最初は、正直なところ、まだ信用しきれませんでした。タリバンが退避支援のふりをして人々をとらえることもあるし、お金目当ての詐欺もあるため、情報を渡すのがこわかったのです。そのくらい自分は危険な状態にいました。
でも、ルミコは私が抱えていたすべての問題を一つずつ取り除いてくれました。退避のための直接的な支援だけではありません。恐怖と家族の命を背負うプレッシャーに押しつぶされそうになり、人生は終わりだと絶望の淵にいた私に、ルミコは心理的なカウンセリングをほどこし、前向きな声をかけ続け、私を「前に進もう」と前向きな気持ちにさせてくれました。恐怖で眠れない夜に、私が送るメッセージにルミコが何十回も返信し続け、寄り添ってくれたこともありました。「あなたにもし何かあったら、残された妻と子どもたちは責任を持って退避させる」と言ってくれたことも、単なる気休めではないことが分かって、私には逆に心強かった。妻にも、自分がいなくなってもルミコを頼るよう遺言を残しました。
精神的に極限状態にあり退避支援を信じられずにいた妻と子どもたちに、REALs支援による査証を見せたときは、それまで笑顔や会話がなくなっていた家族みなが弾けるような笑顔で声をあげ驚き、喜び合いました。
出国するまでも様々な危険と恐怖がありましたが、「私を支えてくれる人がついている。だからどんな問題があっても進むんだ」と前向きな気持ちで、乗り越えることができました。この感謝は、言葉で言い尽くせません。
アフガニスタンを無事出国し、退避先のオーストラリアに到着した時は、「本当にオーストラリアにいるのか」と家族みんな夢ではないかとまだ現実だと信じることができませんでした。私が退避した後、タリバンを名乗る人物から電話がきたり、私の家の近所で「こいつを見たか、どこに行ったのか」と聞きまわったりしている、と近所の人々から聞きました。本当に紙一重の危険な状況でした。
命を救う支援とその価値を知ってほしい
REALsと皆さんからの支援が私たち家族11人の命を救い、さらには安全、平和、自由がある環境へと導いてくれました。子どもたちとも、私たち一家はこの恩を一生忘れることはないし、孫たちができても伝えていきます。皆さんがREALsを支援してくれた価値が私たちアフガニスタンの人々にとってどれだけのものか、そして皆さんの寄付を通してREALsとルミコがどれだけ私たちを支援してくれたか、想像できるでしょうか。非常に大きい価値があることだと、皆さんにも知ってもらいたいです。
感謝とともに、皆さんに伝えたい。ぜひこの支援を続け、一人でも多くのアフガニスタンの人々を救ってほしい。皆さんの支援は、現地で退避が必要な人びとを安全で自由な場所に導き、人々の命を救うものです。私たち家族とアフガニスタン人は、それがどれだけ貴重な価値かわかっています。命を救い、その後の家族と子どもたちが生き続け、人生をつないでいく大きなインパクトを残します。ぜひ、私からも、命を救うREALsの活動に引き続き支援をお願いします。
*****
アフガニスタン国内にはいまも、命の危険にさらされて退避・保護を必要とする多くの人が取り残されており、REALsは皆さまからのご支援を活用して退避・保護支援のオペレーションを継続しています。
また地域によっては氷点下数十度にもなる同国の冬のなかで、深刻な食料危機が発生している状況を受け、食料・生活支援も開始しました。
一人でも多くの人に支援を届けるために、REALsでは引き続きアフガニスタン緊急支援へのご寄付をお願いしています。
どうぞ皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
ギフト
3,000円
3,000円コース
●お礼状(PDF)
●クラウドファンディング報告書(PDF)
●REALsメルマガ
●寄付金受領証明書
※寄付金控除の対象となります。
※領収書の名義・発送先は、原則としてご支援の際に入力したお届け先の宛名と住所となりますのでご注意ください。
- 申込数
- 587
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
5,000円
5,000円コース
●お礼状(PDF)
●クラウドファンディング報告書(PDF)
●REALsメルマガ
●寄付金受領証明書
※寄付金控除の対象となります。
※領収書の名義・発送先は、原則としてご支援の際に入力したお届け先の宛名と住所となりますのでご注意ください。
- 申込数
- 358
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
3,000円
3,000円コース
●お礼状(PDF)
●クラウドファンディング報告書(PDF)
●REALsメルマガ
●寄付金受領証明書
※寄付金控除の対象となります。
※領収書の名義・発送先は、原則としてご支援の際に入力したお届け先の宛名と住所となりますのでご注意ください。
- 申込数
- 587
- 在庫数
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- 発送完了予定月
- 2022年3月
5,000円
5,000円コース
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- 申込数
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- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月

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