お礼とご報告(2025年9月18日更新)
REALsのアフガニスタン退避・保護活動のためのクラウドファンディングにご支援をいただき、誠にありがとうございます。
クラウドファンディングでは、1,103名の方から総額16,093,000円のご寄付をいただきました。当初目標としていた1,000万円を大きく上回るご支援が活動を進めるなかで大きな力になりました。心より御礼申し上げます。
2025年7月末までに、以下の支援を実施することができました。
【退避・保護を実現した人】
1,922人(退避:322人/保護:約1,600人)
アフガニスタンで命を追われ退避を求める人がいまだに残されている一方、受け入れ国の確保は年々難しくなっています。昨年のアメリカ大統領選の後からは、アメリカへの受け入れがほぼ休止しているほか、じきにアメリカ政府や軍に協力していたアフガニスタン人に支給される特別移民ビザを保有していてもアメリカへの入国が拒否される手続きが進められているとの情報もあります。
そのような状況下でも、REALsはできうる限りの退避支援を続けています。
クラウドファンディング実施中、隠れ家に潜伏しながら退避の機会を待っていた司法関係者のナジアさんは、2024年1月にパキスタンへ出国。その後、ドイツに政治難民として受け入れられました。

家族と一緒に飛行機で退避するナジアさん
ナジアさんから、ご支援いただいた皆様に向けたメッセージが届いています。
「今では、私と夫、そして4人の子どもたちは、安全を感じながら生活することができています。殺害や拘束の恐怖もありません。子どもたちが平和な環境で生活し、明るい未来を持てることに希望を感じています。同時に、子どもたちには将来社会に貢献できる人間になってほしいと願っています。
REALsが私たちを最も困難な状況で見捨てることなく支え続けてくれたことに改めて心から感謝しています。日本の皆さんからのこの人道的な支援を、私と家族は決して忘れることはありません。」
最終収支報告
退避支援:安全な第3国への退避を実現する
• 空路による退避手段の確保
• 陸路の安全な退避ルートの確保
• 査証・受け入れ国の承諾取得の支援
• 退避にかかる諸費用の支援
支援費用金額:8,131,954円
保護支援:アフガニスタン国内や中継地点での安全確保と生活支援
• 脅威情報の収集・分析・助言
• 安全確保対策
• シェルター(隠れ家)の提供
• 医療支援(シェルターへの医師・助産師派遣など)
• 避難中の子どもたちへの教育支援
• 安全な通信手段の確保
支援費用金額:7,081,493円
その他
• 振込手数料:22,694円
• ReadyFor手数料:2,478,322円
支援費用金額合計:16,093,000円
今後の活動
REALsは2025年7月以降も引き続き退避・保護支援を継続しております。
退避支援が必要にならなくなる日を目指して、そしてアフガニスタンのなかで今も厳しい状況に置かれる女性や女子たちにも希望を持てるような社会を目指して、これからも活動を続けていきます。
今後ともREALsの活動への応援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
活動報告書
このプロジェクトについて、詳細のご報告は以下からご覧いただけます
・活動報告書:https://reals.org/data/media/20250827_afgan_report.pdf
ご支援をいただいた皆様に、「活動報告書|アフガニスタン退避・保護緊急支援_退避した人の声をお送りします」というタイトルのメールにてお送りしています。(2025年9月18日)
再送をご希望の方は、contact@reals.orgまでお気軽にご連絡ください。
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お問い合わせ
ご不明点等ございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。
contact@reals.org
皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。
















