【居住支援JIKKA】心からの感謝をこめて
短期居住支援スタートしました。
このたびは居住支援事業JIKKAをご支援いただきありがとうございました。
最終的に目標額を上回る2,285,000円を達成することができました。
JIKKAのスタートにあたり、たくさんの方たちにあたたかいエールをおくって頂いたことは大きな励みとなりました。同時に気が引き締まる思いです。
皆様の応援を受けて、本年度より、法人は「子育て支援事業」を通じてのミッション追及から歩みをすすめ、地域社会の中で不安の中で暮らしている人たち、頼る場所が少ない人たちに向けての活動に力をいれてまいります。
クラウドファンディングを終了して早いもので開所から2か月が経過しようとしています。
当初の計画では、今年度は「入居が必要な方たちと繋がるための関係性づくりを目指す」となっていました。ところが蓋をあけてみれば、クラウドファンディングの終了前からお問い合わせをいただき、現在すでに3名の方が利用され、満室となっています。利用に至る背景からも緊急度が高く、生活の基盤となる居住に関する深刻なニーズとその対応の不足が伺えます。
これまでの法人事業のほとんどは公的制度にある事業です。制度上の事業では平等なサービス提供を求められてきました。しかし、私たちは平等な量の提供がそのまま平等な結果につながらないことをこれまでの活動で知っています。今求められているのは平等な結果に近づく「依怙贔屓」だと思います。
3年前にスタートした親を頼れない女子学生のための下宿事業は、今年2名が自立し社会生活をはじめました。彼女たちの生活を身近に感じながら、「この子たちはこの先困難な時に帰る場所がないんだな。」ということに遅ればせながら気づいたのが新しい居住支援事業「JIKKA」の誕生の発露です。地域に根差した、困った時に頼れるゆるやかな「みんなの実家」をつくっていこうと思っています。
J じつの家族ではないけれど、
I いつでも
K 帰っておいで
K ここで、今は
A あまやどり
居住支援事業JIKKAへのご支援をこれからもよろしくお願いいたします。
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ご支援金はプロジェクトに記載の通り、運営費用1年間分(2021年4月1日~2022年3月31日)に充てさせていただきます。これまでのところは家電・家具、生活用品の初期準備の他、支援者さんや利用者さんと繋がるための事務経費(通信費や交通費)、水光熱費などに使用しています。用途詳細につきましては1年後、情報をまとめご報告いたします。
【寄附金領収書について】
当法人の総会がこの5月31日におこなわれます。
そのご報告とJIKKA通信(仮称)に併せまして、6月中旬には郵送にて皆様のお手元にお届けする予定です。(※当初は5月中にお送りする予定でしたが、総会のご報告もしたく少し後ろ倒しさせて頂きたく存じます。不都合のある方は個別でお送りいたしますのでお知らせください。)
【リターンについて】
・サンクスレター
寄附金領収書と併せ6月中旬に郵送にてお届けします。
・年次報告書
活動をまとめ、毎年6月ごろに郵送またはWebにて報告いたします。
・内覧会、JIKKAかえる券
クラウドファンディングでは内覧会は「2021年7月までに実施予定」と記載させていただきましたが、新型コロナウイルス感染症の発生状況や入居状況を鑑み、期間・期限を延長する予定です。詳細は上記郵送物と併せ送付いたします。
最後になりましたが、完全な終息には程遠い今のコロナ感染状況ではありますが、皆さまがたがご健勝で平安な日々をお過ごしになられること心よりお祈りさせていただきます。
2021年5月吉日
認定NPO法人さくらんぼ
理事長 宮本 早苗
担当理事 伊藤 保子