「皆さまのまごころのこもったご支援に心から感謝いたします」
すでにご案内のとおり、9月28日から12月7日までの70日間取り組んでまいりました「国境を超えてプレゼント!世界の子供たちのサンタになりませんか?」プロジェクトが、皆さまのまごころのこもったご支援によって12月5日に目標額を達成し、最終的には、目標額に対して120%の84万円の結果でプロジェクト成立となりました。
心より感謝申し上げます。
さて、12月8日から13日までの6日間、エンチャイルドの視察ツアーの一環としてインドネシアを訪問してまいりました。そして早速、今回のプロジェクトの一つである、インドネシア・スラバヤ市のカルタジャヤ校への教育支援プログラムを実施いたしました。
カルタジャヤ校への支援内容(支援額:20万円)は、当初、パソコンセット2台、図書200冊の寄贈の計画でしたが、改めて校長先生ら関係者と話し合いを持った結果、パソコンセット4台を寄贈することとなりました。パソコンの購入は校長先生ら関係者と私も一緒にパソコンショップに同行し、購入させていただきました。
パソコンセット4台で18,000,000インドネシアルピア(約15万円)でした。カルタジャヤ校での児童・生徒たちとの交流会時には参加した学生たちを対象にフィーディングサービスも行いました。
支援額20万円からパソコンセット4台分とフィーディングサービスにかかった費用を差し引いた残りの分は、図書代として支出することになります。残額は現地コーディネーターのスギアルトさんが所持しており、後日校長先生らと一緒に必要な図書を選定し購入することになっています。学校に納品された図書は、後ほど、画像を通して、設置されたパソコンセットとともに支援者の皆さまにご報告させていただきます。
今回4台のパソコンセットが納品されたことで、延べ8台をカルタジャヤ校に寄贈したことになります。カルタジャヤ校のパソコンルームには、合計10台のパソコンが並ぶことになり、これによって同校の中高生たちにおけるパソコン授業がより一層充実していくことでしょう。
フィリピン・マニラ市Tパエス小学校におけるプロジェクト、同じくフィリピン・ミンダナオ島マガリャネスのミラン小学校とバランガイ・サント・ニーニョにおけるプロジェクトも12月、クリスマスの日までに実施される予定です。すでに現地のプロジェクトパートナー(マニラ:ライアン・チュパス氏、マガリャネス:ジョニー・ボロンガイタ氏)宛てにプロジェクトの実施に必要な資金を送金いたしました。プロジェクトの結果につきましては、随時ご報告してまいります。
なお、12月23日(土)には、午後6時30分より、世田谷区立太子堂区民センターにて、今回のプロジェクト結果報告を含む報告会を開催いたします。こちらもぜひお出かけください。
今回の取り組みでは、以前にもまして多くのかたがたにご支援いただきました。皆さまの温かいまごころが世界の子供たちに夢と希望を与えることは間違いありません。少しでも早く、たくさんの子供たちの笑顔と元気な姿を皆さまにお届けできるよう努めてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
2017年12月16日
特定非営利活動法人エンチャイルド
理事長 外舘 孝則