緊急支援！アフガンで子どもと女性の教育に取り組んだ仲間を救出したい

まもなく、クラウドファンディングを開始して10日間が経過します。

アフガニスタンの状況は、変わらず、日々、関心が薄れて行っているようにも感じます。そんな中で応援してくださるみなさまに、心から感謝申し上げます。

今日は選挙ということもあり、今日まで忙しくされていた方もたくさんいらっしゃると思います。選挙と寄付集め。というのもなかなか相性が良く無いですね。笑

バーミヤンという、日本でもなじみのある名前の州を訪れ、現地事務所を開設し、子どもたちへのワークショップを始めたころ、少数民族に属するこのバーミヤン州で暮らす人々と、いろんな活動に取り組みました。

当時、カブールには、数百人を収容できるセンターがあり、毎日それはそれは子どもであふれ、にぎやかに活動していました。バーミヤンは、その最初の1歩を歩み出したときでした。

今回、退避が必要とされる現地スタッフのひとりは、このバーミヤンを拠点に長年活動を続け、この少数民族の地域において、ヒーローのような存在になりました。彼は子どもたちと歌い・踊り、村々を回って、子どもたちに大切な教育を届け、女性が学ぶことの大切さを説いてきました。テレビにも出演し、顔も名前も全国に知られることになります。

今、彼は、名前を名乗ることも、外を歩くこともできず、仲間たちがどうにかかくまっている状態です。彼らは自分たちの国を自分たちで復興させると、がんばってきました。私たちはささやかな支援を継続していましたが、彼らから助けを求められたことはありません。

今回、助けてほしいと言われ、驚きました。それほどに事態が切迫していると、気づくのが遅かった。世界中の人々が、気づくのが遅かった。または、まだ気づいていない人がたくさんいます。

なにを始めるときも、最初の１歩から始まります。今回のプロジェクトを立ち上げるのが遅すぎた。と後悔している気持ちもあります。ですが、どんなに遅かったとしても、１歩１歩進むしかありません。毎日、毎日、外務省や法務局、友人や知人に連絡を入れ、受け入れの準備を進めています。

必ず、助けだすと約束しました。友人だから、あたりまえのことなのですが。

もしかしたら、彼らは、あなたの友達だったかもしれない。私のように、どこかで、何かの偶然で、出会っていたら。違いはそれだけです。

写真は私。※退避が必要なスタッフではありません。