タイのスラム街をコロナから救いたい！！

皆様のご寄付について送金、支援が無事完了しましたのでご報告させて頂きます！

ご寄付をタイへ送金した結果、最終的に163,918バーツを現地NGOであるSikkha Asia Foundationに寄付させて頂きました。

各支援プロジェクトの概要は下記の通りです。

 

A. 食料、日用品セットの配布
クロントゥーイの貧困家庭100世帯に対し、食料、日用必需品を入れた支援セットを配布しました。

クロントゥーイの住人のうち多くが港湾労働、バイクタクシー運転手などを仕事としていますが、今回のコロナ禍で大勢の方が失職してしまいました。

中には大黒柱だった父親がコロナで亡くなってしまい、途方に暮れている家族もいます。

コロナがきっかけとなり、家計を支えるため学校を辞めざるを得なくなった子供達もいました。

少しでもこのような方達の役に立つよう、支援セットには米、牛乳、油、缶詰など確実に必要とされる物を入れました。

 

B. 雇用創出事業のためのミシン等購入

クロントゥーイでの雇用創出及びコミュニティ活性化のため、Sikkha Asia Foundationでは縫製事業FEEMUEを展開しています。

当事業で使用していた機械が古くなっていたため、日本ブランドのミシン2台、裁断機1台を購入しました。

 

C. 子供達の図書館で使用する公衆衛生用品

Sikkha Asia Foundationがクロントゥーイで運営している図書館は子供達の貴重なコミュニティの場所となっています。

特にコロナ禍の中ではスラム内に健全な遊び場を確保することが難しくなる傾向にあり、このような場所を確保することは非常に有意義だと考えます。

図書館を安心して子供達が集える場所にするため、アルコール、マスク、検温器などを揃えました。

 

D. 図書館で使用するボードゲーム

コロナ禍で遊び場が減る中、出来る限り友達とコミュニケーションを取る機会を確保して貰うため知育系のボードゲームを購入しました。

以前はともすれば一人でスマホを眺めている子が多かったのですが、こちらが驚くほど子供達も楽しそうにボードゲームで遊んでくれています。

 

E. タイ北部の学生寮改修費

Sikkha Asia Foundationがタイ北部パヤオ県で運営している学生寮があります。

主に恵まれない家庭の子供達が寄宿していて、本学生寮改修のための資材を購入しました。

各プロジェクトの費用内訳は下記の通りとなりました。 （円）
本プロジェクト募金総額	621,500
Readyfor手数料	(82,038)
タイへの送金額	539,462
（バーツ）
タイ着金額	160,918
タイ現地での追加募金	3,000
A. 食材セットの配布	(99,944)
B. 雇用創出事業のためのミシン購入	(26,916)
C. 公衆衛生用品購入	(16,674)
D. 図書館のボードゲーム購入	(2,410)
E. 北部学生寮の環境改善費用	(14,425)
Sikkha Asia Foundation予備費	(3,549)
残高	0

 

このクラウドファンディングにご協力下さった皆様、改めてご支援に心より感謝申し上げます。

大変多くの方にご参加頂け、心からこのクラウドファンディングをやって良かったと思えています。

 

本当にありがとうございました。

 

三宅志英