シューズ使用感インタビュー：丸山選手（ふじみセパタクロークラブ所属）

これまで3足試作品を作ってきましたが、そのたびに何名かの選手にご協力いただき使用感を伺っては改良を重ねてきました。

その中でも一番新しい試作品を約3ヶ月履いていただいている、丸山選手（ふじみセパタクロークラブ所属）に感想をお聞きしました。

 

 

1. シューズのフィット感について

約3ヶ月の間、今回の試作品を履いてみて、フィット感はどうでしたか？

 

丸山選手：僕は足幅が広い方ですが、横の圧迫感もなく、小指が痛くなることもなかったです。サイズ感も特に問題ありませんでした。

※丸山選手はSサイズを使用。以前はナンヤンシューズ（サイズ：41）を履かれていたそうです。

 

 

2. シューズの耐久性について

多くの選手が今履いているシューズは、練習頻度が多い選手だと約3ヶ月ぐらいでダメになると聞いています。ちょうど3ヶ月ほど経っていますが、シューズの状態はどうでしょうか？

 

丸山選手：週4〜5回の練習で使用しましたが、目立った損傷もなく、プレーに支障は出ませんでした。これまでのナンヤンやブレーカーは1〜2ヶ月で買い替えていましたが、それに比べると耐久性は良いと思います。

 

 

3. シューズのプレーへの影響について

ポジションを問わず使えるシューズとして設計しましたが、プレーに影響はありましたか？

 

丸山選手：このシューズはくるぶしの部分にクッションが入っているので、最初は慣れが必要でしたが、慣れると自然にプレーできます。レシーブ時も軽く当てるだけでしっかりとボールの高さが出るので、このシューズはすごいと感じました。

もっと早く出会っていたら、レシーブの課題が楽に克服できたと思います。これからセパタクローを始める初心者の方にも、いいかなって思います。

 

当たればボールが上がるっていうのは安心というか、プレーに余裕が生まれますね。他に影響があった点はありますか？

 

丸山選手：はい、僕の感覚かもしれませんが、トスの高さとかにも余裕が出たり、インステップでサーブを打つ場合は、ミートしたときのMaxスピードが明らかに早くなっています。パワーに課題のある選手や女性選手はこれを履いた方が確実にスピードが上がったり、安定したプレーができるんじゃないかなって思います。

 

トサーやレシーバーにとってはかなりいい影響がありそうですね。アッタカーが使う場合はどうでしょうか？

 

丸山選手：ミドルカットなので足首の部分は少し気なるかもしれません。ただ、アウトソールが滑りにくく、重さもそれほど影響はないので、慣れれば問題ないと思います。

 

ジャンプすることが多いアッタカーの選手には着地の際の足首の保護も考えていたので、慣れれば問題ないという言葉を聞けて安心しました。

 

 

4. 最後に

今回のプロジェクトに期待する点や応援メッセージをお願いします。

 

丸山選手：足でレシーブして、トスを上げてアタックというセパタクローならではのプレーに適した専用シューズがなかったので、このようなシューズが開発されるのはとても嬉しいです。僕自身はトサーですが、サーバーの選手にも是非使ってもらいたいです。

今後の大会でもこのシューズを履いて出場する予定ですが、僕が履いていることで、ロールモデル的な存在になれるかもしれないので、良いプレーを見せられるよう頑張ります！

 

 

丸山選手は、1月25日26日に国立オリンピック記念青少年総合センターで行われる第10回全日本セパタクロー団体対抗戦に出場されます。

当日はサンプルシューズも展示しておりますので、丸山選手のプレーや実物を是非見に来てください！

 

 

使用シューズ：REG-001

サイズ：Sサイズ（23〜25cm）

中敷き：ニューバランスのものを使用