プロジェクト概要

 

ツチツナギ ~産業×人×芸術 信楽ACT2012~

はじめまして。陶芸家の山田浩之です。
みなさんは、【信楽焼】といえば何を思い浮かべますか。多くの方が、お酒を抱えたあのたぬきを思い起こされることかと思います。


わたしは、陶芸家になるために信楽へやってきました。
20代のころは自分の制作活動に必死で、ただがむしゃらに陶芸に打ち込みました。そして30代半ばで【信楽陶芸作家協会】という組織ができ、その理事として、今後の信楽焼のあり方について考えるようになりました。それをきっかけに、多くの人と交わるようになり、様々な考えを教えて頂きました。

 

 

今回のプロジェクトではみなさまに支援していただき、2012年4月、【信楽ACT2012】を開催したいと考えております。

今までよりさらに進化したイベントにするため、ご協力いただければ幸いです。

 

(信楽ACTの風景)


産業と芸術

わたしは理事として多くの方と交流する中で、やきもの従事者には2種類あることに気づきました。一方は、生きるための【産業】として代々陶器づくりに勤しむ窯元たち。もう一方は、自身をアーティストとみなし、陶器づくりを【芸術】と捉える作家たち。
過去に、信楽では何度となく、その2者のコラボレーションがありました。そして両者は尊敬しあい、お互いの技術とアイデアで刺激し合うことが出来ました。

 


それを、わかりやすい形で、より多くの人に知ってもらい、芸術(文化)と産業が隣り合わせにあること、そしてその間には人のコミュニケーションがあるということを、このイベントを通して知ってもらいたいと思っています。 このことは陶器の町だけの話ではなく「文化・人・産業」の関係を置き変え、世界中のどの町でも同じようなことが考えられると思っています。そしてそれは、町の基盤を作る上で非常に重要なことだと確信しています。



3つの融合

「産業、人、芸術(文化)、を線でつなぎたい」


わたしは2007年、【信楽ACT(Shigaraki Art and Craft Trail)】の開催を決意し、信楽座を立ち上げました。【信楽ACT】は、【産業・人・芸術】の融合により、新しい町おこしのきっかけづくりを目指しています。この三者がよりよい関係を築くことで、その町から新たな文化発信ができると考えるからです。

 

(信楽ACTの一風景)

 

町中に、陶彫・器・絵画などの多彩な作品を展示。コンサートやパフォーマンスライブも開催し、地元の人々や観光客が、散策を楽しみながら信楽町の魅力を見つけ出せるようなイベントです。特に子どもたちにとっては、文化に触れる機会となり、それは将来の町や国の基盤づくりにつながっていくと考えています。

 

(参加型イベントの一風景)

 

【信楽ACT】は、信楽町のみならず、全国どの町でもできることだと考えています。ここでいう産業とは、信楽焼のみならず、第1次産業や第2次産業も含み、文化とは、芸術のみならず、教育なども含まれます。【産業・人・文化】この三者のバランスがとれたとき、その町や国は成熟していくと考えます。

 


今、日本はかつて無いほど大きな転換期を迎えています。多くの人々が、3.11という日を境に、

人のつながり、温かさ 、強さ…

人がこの地球で生きるということを、さまざまな角度から考えるようになったのではないでしょうか。


みなさまのお力添え、どうぞよろしくお願い致します。

 

信楽座ホームページ :http://shigarakiza.com/




 

●引換券

 

信楽座発行『ツチツナギ』
(200冊限定シリアルナンバー入り、信楽ACT出品作家1名の直筆サイン入り)
『ツチツナギ』とは、2011年3月に完成した、信楽座発行の全304ページの本です。信楽ACTが目指す「産業・人・芸術」の融合を、写真を用いて視覚的に分かりやすく伝えています。通常2,100円で、インターネットや信楽町各所、県内美術館などで販売しております。いつでもどこからでもパラパラ見ることができる本なので、最初から順に読んでいただく必要はありません。好きなときに、好きなところから読んでください。そして、お気に入りのページを見つけてください。

 

陶器製の作家手作りビーズ

信楽ACTでは、毎回【ビーズラリー】という企画があります。個数限定で、窯元や作家の展示場所にオリジナルビーズが置いてあり、それを集めて回ることができます。小さなお子さまが、楽しみながら産業や芸術に触れられる企画として、ご好評をいただいております。

※上図は、完成イメージ図であり、デザインや色身が多少異なる場合がございます。ご了承下さい。

 

 

参加作家の小作品(カップやお碗など)
小作品はすべて作家の手作りです。どの作家のものかは、届いてからのお楽しみです。

※上図は、完成イメージ図であり、デザインや色身が多少異なる場合がございます。ご了承下さい。

 

編集協力/勝野 小百合


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