こどもが痛みと闘う「ちっくんの部屋」を暖かい「がんばれる部屋」へ

子どもたちが痛みと闘う「ちっくんの部屋」を暖かい「がんばれる部屋」へリニューアルするためのクラウドファンディング

島根大学医学部小児科　竹谷健

島根大学医学部附属病院小児科が注射や採血を行う「処置室」を子どもたちに笑顔と安心と勇気を届けることができるデザインをにリニューアルする取り組みに関して、2月14日から始めましたクラウドファンディングが皆さまの本当に心温まる応援により無事に終えることができました。ご支援していただきました皆さまに、この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

コロナ禍とウクライナの戦禍の中で、このクラウドファンディングを行うべきか本当に悩みました。しかし、採血で泣いている赤ちゃんや注射の痛みに耐えている子どもたちを毎日目の当たりにして、さまざまな原因で苦しみや不安を抱えている子どもたちとご家族に対して、今の痛みや恐怖を取り除くことで子どもたちが夢に向かって頑張ることができると信じて、クラウドファンディングを行うに至りました。開始当初は本当に支援が集まるのか不安でしたが、病院内のすべての部門からのご協力と全国だけでなく世界中のご支援により、394人の方々から当初の目標を大きく上回る851万8千円のご寄付を頂けたこと、改めて厚く御礼申し上げます。

ご支援いただきました思いを力に変えて、これから、病気の子どもたちとご家族のために誠心誠意取り組んで、温かく優しい空間を完遂させたいと思います。今後とも何卒ご指導ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

本来であればお一人ずつ直接感謝の言葉をお伝えしなければなりませんが、まずはホームページ上で感謝の意を述べさせて頂きます。