#新しい将棋の歴史を一緒に。【新 将棋会館プロジェクト|第三期】
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支援総額

49,764,000

目標金額 100,000,000円

支援者
1,268人
募集終了日
2022年12月25日

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2022年11月27日 12:00

#日本将棋の歴史(2):持ち駒の使用と御城将棋の始まり

新・将棋会館建設プロジェクトのページをご覧くださり、誠にありがとうございます。「#日本将棋の歴史」シリーズとして本日は持ち駒の使用と御城将棋の始まりをご紹介します。

 

<画期的な駒の再使用ルール>
時代が進むにつれて、マス目を増やしたり、駒の種類を増やしたりして、ルールを改めることが 行われました。13世紀ごろには平安大将棋に駒数を増やした大将棋が遊ばれるようになり、大将棋の飛車・角行・醉象を平安将棋に取り入れた小将棋も考案されます。14世紀ごろには複雑になりすぎた大将棋のルールを簡略化した中将棋が考案されました。15、16世紀には小将棋から醉象が除かれて現在の本将棋になったと考えられます。
 
将棋史上で特筆すべきこととして、日本ではこの時期に相手側から取った駒を自分側の駒として盤上に打って再使用できるルール、つまり持ち駒の使用が始まりました。持ち駒の起源については、小将棋、または本将棋で、駒の取り捨てでは勝負がつかなくなることが多かったために、相手の駒を取ったら自分の持ち駒として使うことができるようにした、と推定されます。日本独自の持ち駒使用ルールにより、将棋はさらに複雑で、奥が深くなりました。
 
〈御城将棋と家元〉
約400年前の1612年(慶長17年)、幕府は将棋の大橋宗桂(大橋姓は没後)・囲碁の加納算砂(本因坊算砂)らに俸禄を支給しました。宗桂は五十石五人扶持を賜りました。やがて彼らは、家元として将棋所・碁所を唱えるようになります。
 
江戸時代を通じて、名人は大橋本家・大橋分家・伊藤家の世襲制で、一度名人位に就いたら亡くなるまで名人の終生名人制になります。二世名人の大橋宗古は、江戸幕府への献上図式『象戯図式』(詰物百番)のなかで、禁じ手のルールを初めて文章として書き記しました。
 
八代将軍徳川吉宗は、1716年(享保元年)に将軍の御前で指す「御城将棋」を年に一度、11月17日に行うことを制度化しました。現在、日本将棋連盟では昭和50年からこの日を「将棋の日」と定めて各地でイベントを行っています。歴代の将軍は将棋を愛好しましたが、なかでも十代将軍徳川家治(1760年~1786年在位)は熱中し、自ら七段を唱えます。また、図式集(詰将棋集)『御撰象棊攷格(ぎょせんしょうぎこうかく)』も著しました。


ところが、1868年(慶応4年)に江戸幕府が滅亡すると、将棋三家は経済的な基盤を失い、終焉を迎えます。ここから将棋界はかつてない苦難の時代に入っていくのです。

 


====
クイズ#日本将棋の歴史!!

③13世紀ごろには平安大将棋に駒数を増やした大将棋が遊ばれるようになり、さらに、大将棋の飛車・角行・〇〇を平安将棋に取り入れた小将棋も考案されます。〇〇に入る駒はなんでしょうか?

④将軍の御前で指す「御城将棋」を年に一度、11月17日に行うことが1716年(享保元年)制度化されました。これが現在「将棋の日」の由来になります。これを制度化した江戸時代の将軍は誰でしょうか?

 

 

 

 

クイズ③回答:醉象
クイズ④回答:徳川吉宗

リターン

5,000+システム利用料


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藤井竜王ミニ色紙(印刷)+根付セット

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●藤井竜王(王位・叡王・王将・棋聖)ミニ色紙(印刷)+根付セット
本リターンは第一期から第六期まで色紙の揮毫が異なるものをご用意しております。

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※画像は藤井竜王ミニ色紙です。根付も同じ揮毫のデザインで製作いたします。

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藤井竜王ミニ色紙(印刷)+根付セット

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