ページ訪問者500人を超えました。里親さまの投稿より。生きている長さって。

レーベンの卒業犬達のご家族には、SNSで日々の様子を発信されているところがたくさんあります。

そのひとつ、りこさんの投稿では

いつもいろいろな考え方のヒントや心もちのあり方を教えてもらっています。

 

左側は香川県の元野犬の、のあん。

マイペースで、苦手なことは苦手と

表情や行動で自然に表しています。

それに向き合ってくださるご家族の

じっくりとした姿勢に、胸が熱くなります。少しずつ変わってきたり、

変わらなくてもいいんだよと受け入れられたり。

右側はブリーダー多頭崩壊出身の、ありん。絶望感に満ちた現場からレスキューされ、それでも天性の癒しパワーで誰からも愛される子。

2匹はつかず離れずの、絶妙な距離感で暮らしています。

 

里親さんは、動物のきもちを感じとることができて、イメージや言葉でそれを受け取り、人にわかりやすく伝えてくださいます。

筆者はそれで気付かされる視点がとても多くて。

 

先日の投稿では、読者から届いたコメントについて。

 

動物さんの命って短いから

なかなか迎える勇気がなくて

 

旅立ちを見送るのって、悲しいし辛いですよね。

動物さんに限らず、身近な植物や人間など生命のあるもの全てに共通するのは、生から死。

形として生まれた時から、死に向かって時間が動き出します。

 

私達の時間にあるのは、愛だけ。

家族に愛されるために

家族を愛するために

私達は出会って、一生懸命に愛を伝えて、どんな時もそれを伝えて、

全部の愛や大好きを伝え終わったら、お役目が終わって身体から光が抜け出ると、次のどこかに向かう。

 

犬からのメッセージ。生きている時間が短いと思ったことはない。

1日はすごく長くて、できることはいっぱいあるから。

動物さんは、たくさん大切なことを伝えたくて、家族との出会いを待っているんだと思います。

 

またある日は、

 

犬からのメッセージ。

生きるということは、

シンプルに今そこにいるだけ。

美味しいなぁとか、素敵だなぁとか、今感じられるものを今感じる。

 

亡くなった先住犬で悲しい思いをしたから、もう犬は迎えたくない。

よく譲渡会で聞く言葉です。

人のその気持ちは、ずっと薄れることはない。それはわかります。

でも、ご家族がお年を召してもう犬と暮らせないなら仕方ないけど、

人間の子もいつか亡くなるけど、だから出会わなきゃよかったってなるかな。恋人や伴侶も、じゃあ居ない方がいいやとなるのかな。

どのくらい生涯が長ければ、居た方がいいやと思うのかな。

 

迎える人がいないことで、ひっそりと保健所で殺処分されたり、多頭崩壊の中で生命が消えていったりすることは、気になりませんか。

里親になるのは難しくても、預かりボランティアをしてみたりはどうでしょうか。とか。

見送ったわんこさんは、思い出して涙にくれるママやパパを心配したり、自分のせいでごめんなさいと思ったりはしないか。何を望むだろう、とか。

 

考え方はいろいろだけど、りこさんのことばはいつも優しくて、あたたかい。そのふんわりとした想いが、どうか広がりそれぞれの手のひらの上で輝きますように。

 

いつもお里のレーベンを気にかけてくださり、ありがとうございます♪