400万円突破。450万円まであと24万円。私達は野犬を救いたい。

金額を刻んで露骨だと思われる方がいるかもしれないけれど、400万円を超えたお礼を伝えそびれて日が暮れてしまいました。

 

たくさんのみなさま、湘南1Lebenのチャレンジに大きなご支援をありがとうございます。

 

 

当団体は、元野犬を保護して心身のコンディションを整え、人との生活に馴染んでいけるよう確かな知識と経験でトレーニングを設定して、新しい一生守ってくださる最高の里親さまにつなげる活動をしています。

 

お腹を満たせられればいい、といったレベルのフードではなく、代表が味見（本当につまんで食べるのですよ）をしながら選んだ高品質のフード、添加物の少ない手作りおやつ、犬の個体差に配慮した栄養の食事を用意し、医療費が抑えられるくらい健康な身体を作っています。

 

 

皮膚に滴下する予防薬、狂犬病の注射、避妊去勢手術（マイクロチップ装着を同時にすることも）、歯石のスケーリングやアレルギーなど持病への対応、奇形や怪我への医療、老犬のケアなどにも取り組み、里親ご家族にもその対応を引き継いでいます。

 

野犬をご家族と暮らしやすい家庭犬にしていくために、それぞれの犬に必要な期間をかけて、じっくりとでも確実に前進していく、犬に理解しやすい指示を与え、犬同士の関わりを学ぶ環境を整え、24時間見守りながら成長を支援しています。

 

 

些細な刺激に驚いて逸走してしまわないよう、安心安全な犬具の選択や取り扱い、住まいの設定の工夫を伝え、暮らしの中で気をつけることを、犬の性質への理解を含めてご家族にお伝えしています。

 

里親候補ご家族には何度かシェルターに通っていただき、散歩練習をしていただきます。散歩が楽しめる、ご家族と心のつながりを深められることは、犬にも人にも大切なことです。今も魅力的なレーベンっ子達がのびのびとシェルターで暮らし、卒業していきます。

 

 

それを支えるのが、通称レーベンハウスと言われるシェルター。一般的な二階建ての戸建て住宅です。活動を続ける中で、破損が広がり修繕が必要な状態で、そのためのご支援をお願いしています。

 

ボランティアが毎日通い、隅々まで清掃し、衛生的に管理しています。代表やトレーナーさん、ベテランボラから犬と付き合う技術を教わり、常に良いリーダーになれるよう学びを深めています。

 

 

野犬の保護や譲渡は簡単ではなく、どの保護団体でも手がけられるものではありません。でも、たくさんの野犬が全国の保健所に捕獲収容され、殺処分期限がつけられ生命が消えていくことを減らしたいと、私達は本気で願って具体的に行動したいのです。問題全体が社会的にどんなに大きくても、諦めずにこういった保護活動がいつか必要なくなって終わりを迎えられるように、かけがえのない犬の生命を一頭ずつ救って、幸せな家族生活に結びつけたいのです。

 

野犬が街を歩き回るのは怖いですか。群れで吠えたり、食べ物を求めて人に近づいたりすると不安ですか。野犬はいなくなって欲しいですか。殺処分は仕方ないことですか。

 

 

彼らには豊かな感情があり、親子や仲間のつながりや愛情があり、私達と同じように生きていたい、殺されたくないと考えています。正しい対応をして時間をかければ、人といい関係を作ることができます。

 

それを私達は実証してきました。これからもアフターフォローに努めながら、幸せな犬とご家族を応援していきます。野犬を救いたい。もっとまだ保護できていない絶望の淵にいる犬を受け入れて、愛情をかけて人の手のあたたかさを知らせ、生きていてくれてありがとう、と伝えたい。そのためにどうしてもシェルターを修繕したい。

 

 

私達に保護活動を続けさせてください。このチャレンジをネクストゴールに向けてさらにふくらませたいです。クラウドファンディングは残りあと５日。ご支援をよろしくお願いします。