【メッセージリレー#5】倉林 文佳さま （里親さま・ソフィアママ）

茨城県で野犬として捕獲保護された中型犬女子を2024年5月にSmall Life Protectionさんからお迎えしました。「超」のつくビビりでスルースキルの高い彼女との距離はすぐには縮まらず、また私たちも飼育初心者だったため「もしも脱走したら」「無理強いしてトラウマになったら」と臆病になり、それが相手にも伝わってしまう悪循環で、数ヶ月間は「愛玩犬」というよりも「3食昼寝散歩付の親戚から預かった下宿人」のような関係でした。

そんな私たちが距離を縮めるきっかけとなったのが近所の小さなドッグラン体験。お家の外でリードなしで自由に過ごせる経験が犬に自信を与え、悠々とフィールドを闊歩し、とてもリラックスした表情に。もっと早くにこんな経験をさせてあげればもっと早くに仲良くなれたかもしれない、彼女ももっと早く新しい環境に慣れることができたかもしれない。
 

だからこそ、今回の「安心して保護犬と宿泊し遊べる施設」建設プロジェクトを全力で応援します。いじらしくも可愛らしい保護犬たちと共に遊び、または時間を過ごすことで、お互いの心の距離を縮め理解を深めることのできる素晴らしい機会になることでしょう。元野犬でも一緒に暮らせば大切な家族です。彼らにチャンスを！