2018年11月18日(日)、茨城県水戸市の水戸駿優会館をお借りし、自立支援セミナーの二回目を開催いたしました。

これまで茨城セミナーは年一回の開催でしたが、施設で暮らす子ども達の自立に向けて、少しでも多くの学びを提供したいという気持ちで取り組みを強化しました。

現在挑戦しているこの企画は、この二回目の開催費用に充てるというものでしたが、残り10日という期限を迎え、ついに94%まで到達いたしました。

これまで応援して下さった方々、温かく見守ってくださった方々、児童養護施設の子ども達に勇気と希望を与えて下さった方々、本当にありがとうございます。

最後まで全力で頑張ります。

 

 

<実施内容>
①グループワーク
自立について~今できること~
講師:春田真樹 NPO STARS自立支援プロジェクトリーダー(児童養護施設鹿深の家施設長)

 

②洋服のコーディネート講座
協力:株式会社リンク・セオリー・ジャパン

 

③身だしなみ講座
協力:資生堂ジャパン株式会社

④まとめの会(あいさつ、自己紹介など)
講師:大阪アフターケア事業部長藤川澄代氏
特別講師 河田博一氏

 

 

茨城チーム(片根志雄さん)からの感想
午前中のグループワークでは、施設ごとに児童と職員がグループになり、お互いが自立に向けた不安を付箋に書き、模造紙に貼る作業を行いました。また、その内容について児童が発表を行いました。特に一か月のお金のやりくりとコミュニケーション(新たな環境で出会う人とうまく付き合っていくことができるだろうか等)に関する不安が多くでました。今回挙がった不安点を残りの施設生活で埋め合わせができれば安心した新生活のスタートが切れるものと思います。


午後は男女に分かれて、「洋服のコーディネート」と「身だしなみ」について学びました。午前の緊張した面持ちとは違い、リラックスモードで進みました。
(株)リンク・セオリー・ジャパン様による「洋服のコーディネート」では9名のスタッフにお越しいただき、児童それぞれの好みを生かしたコーディネートや、逆に、児童一人ひとりの雰囲気に合う洋服の選び方についてレクチャーしていただきました。そしてコーディネートしていただいたアウターやシャツ、パンツなど全7点がプレゼントされ、子どもたちは大喜びでした。


また、資生堂ジャパン(株)様から3名のスタッフにお越しいただき「身だしなみ講座」を行いました。男子は洗顔方法や整髪、清潔に保つ方法、そして、ネクタイの結び方などきめ細かな講習を受けました。女子は社会人のメイクについて学びました。普段あまり化粧をしないお子さんは慣れない手つきでしたが生き生きと取り組んでいました。男女それぞれに豪華な商品の提供があり、またまた大喜びでした。

そして「まとめの会」では身だしなみを整えた児童一人一人が参加者の前に立ち、これからの希望や趣味などを添えた自己紹介を行いました。その姿は先ほどまでの制服を着た「高校生」ではなく、「社会人一年生」としての雰囲気が漂っていました。

社会人としての挨拶やマナーを学び、制服から洋服に着替え、身だしなみが整うと前半の不安そうな表情から何か自信に満ち溢れた表情への変化します。この変化はこのセミナーの醍醐味であります。身につけるものにより、行動も変化するのです。子どもたちからの感想の中には、『お化粧することによって自分に自信が持てるようになった』というものがありました。

昨年までは一回開催だったものが二回開催となり、より深く学び合う機会となりました。このセミナーをきっかけにして、残りの施設生活を大切にして欲しいと思いましたし、彼らの将来の活躍を期待したいと思います。


 

新着情報一覧へ