～原発事故被災地のいのちを守る活動に継続的なご支援をお願いします～

 

クラウドファンディング4日目

 

現在、40％を達成しました。

皆様、応援ご支援を本当にありがとうございます<(_ _)>

 

 

今日はエイズキャリアの文太のことをお伝えしようと思います。

 

 

文太くんは2020年秋に葛尾村で除染作業をしていた方から

浪江町の赤間さんに連絡が言った事で保護となった子です。

※浪江町にシェルターを構える動物活動家さんです。

 

避難区域だった場所にはあちこちに除染作業で出た

放射性汚染廃棄物を置く

仮置き場や仮仮置き場という場所があるのですが、

そういった場所に、日中は仕事で人が集まっているためか

文太はご飯を求めて、また愛情を求めてか行きついた子でした。

 

 

 

作業員さんは優しくて

たどり着いた文太にご飯をあげてくれていたのですが

そういった置き場になっている場所は、必ず終わる日が来ます。

 

その地域の除染が終わり、仮置き場から

中間貯蔵施設に廃棄物が運ばれたらその現場は閉鎖されるからです。

 

現場が閉鎖される前にと、作業員さんはこの子の居場所を案じ

相談をしてくださいました。

 

葛尾村の案件なので、栖にお話が来て

状況的には保護しかないと判断しました。

 

文太はとてもとても人が大好きな子でした。

 

どうしてこの場所にたどり着いたのかは解りませんが、

とても汚れた姿をしていました。

 

年齢も高齢に差し掛かるという感じ。

保護後の去勢手術と検査の際にエイズ陽性が解りました。

 

人馴れしているし里親さんにつなげられたらと思いましたが

エイズキャリアの里親さんの窓口はとても少なく

栖シェルターのエイズキャリア部屋の一員となりました。

 

来たころは相当にお腹を空かせていたみたいで

とてもとても痩せていましたが

シェルターの生活にもすぐになれて

ご飯も良く食べてまるまるとしていきました。

ただ風邪をひきやすい体質で鼻づまりが続くことが多い子でした。

保護して半年くらいのころから口内炎で食べれなくなることがあり

最近はお薬でどうにか痛みを止めて食べられるものを食べられるだけという感じで状態を維持していますが、本猫もとても辛そうです。

 

現在　生化学検査では全体的に数値は悪いものの

特に腎臓が悪いというわけでは無いのですが

一番の要因はやはり口内炎

でも、猫の口内炎は本当に侮れなく

ご飯や水を飲まなくなってしまうので死に至る病です。

 

文太の場合は解りやすく

もう調子が悪くなると甘えて来なくなります。

だから部屋に入ってニャーと来なければ要注意

すぐさま病院へ連れていきます。

 

すでに呑み薬はなかなか効かないので定期的な通院が必要です。

 

あんなにまるまるとしていた身体も随分痩せてしまいました。

見ていてとても苦しいです。

 

人が大好きな文ちゃんと出来る限り一緒にいられる時間をつくってあげたい。

 

いつもそう願っているのになかなか作ってあげられなくて

撫でている手を放してお部屋を出来る時が辛いです。

 

これからも文太くんの望むことを精一杯やってあげたいと思います。

 

 

大変心苦しいのですが

文太の生活を守るためにも

皆様からのご支援が不可欠です。

 

シェルターの子たちのフードなどは

基本的にはほとんどをご支援で賄っておりますが、

口内炎の子たちのフードは、

工夫が必要なために募集では募りにくいので

現在、殆ど自費での購入となっています。

 

ウエットフードや美味しい個包装のカリカリフードも価格が上がっていて

かなり運営費内では賄えきれなくなっています。

 

でも、フードを工夫するだけで食べられるものがあるうちは

少し費用が掛かっても美味しく食べさせてあげたいのです。

 

たかがフードと思いますが、今の栖にはこの出費もきつくて

病院にかかる費用を一番優先に考えているので

少し買い控えしているのがみんなに心苦しいです。

 

今回のプロジェクトは、

保護猫のための経費や保護猫活動にかかる経費全般に使われます。

 

出来る限り美味しいものを

保護猫たちに食べさせてあげたいので

とっても大事な費用となります。

 

どうかどうかご理解いただきまして、

ご支援の後押しをして頂けますと大変ありがたいです。

 

どうぞ　よろしくお願いいたします<(_ _)>

 

 

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