～原発事故被災地のいのちを守る活動に継続的なご支援をお願いします～

 

皆様！　初日からのご支援本当にありがとうございます！

 

7月29日から開始しました

～原発事故被災地の命を守る活動に継続的なご支援をお願いします～

を見てくださって誠にありがとうございます！

 

不定期ではありますが、

概要欄では語れなかったことを　新着　で発信していきます。

読んで頂けると嬉しいです(*'ω'*)

 

 

表紙の写真の猫さん

 

●草むらで隠れる茶白柄の猫さん　モリスさん

 

※葛尾村にいたころの写真

 

モリスさんは葛尾村で保護されたにゃんこさんです。

 

今は　栖シェルターのエイズキャリア部屋にいます。

 

保護した場所は震災後いくつかの団体が給餌をしていた場所でした。

通称Kさん宅

 

葛尾村は、避難指示は出されているものの自由に出入りは出来たために、

現地に入っていた団体では2011年からTNRも行っていたと記憶しています。

当時、飯舘村と葛尾村はもともとの猫さんの数が多かったために

すべて保護することは出来ないと考え

どこの団体個人もTNRを基本に行っていました。

 

モリスさんもそのころにリリースされた子なのだと思います。

 

このKさん宅では、モリスさんの他にも

リリースされた子がとても多くいたようですが

給餌にいっても警戒心が強いのかあまり見かけることは少なく、

当時は家主さんも頻繁に戻られているお宅だったので

それなりに安心してみていました。

 

しかし、長く避難生活が続く事になり

家主さんも生活の拠点がほぼ避難先の町となって、

かつらおに戻る回数が減り、

猫たちの居場所となっていた納屋も解体

という話を聞き2017年保護に切り替えることになりました。

 

モリスさんは、私自身は保護するまであまり見かけていない猫さんでしたが、

かつらお動物見守り隊さん　ではよく見かけていたそうです。

 

先に　よひおくんというお名前を付けた子を保護していて

その子と仲良しの子がいると聞いて不安だろうから早く保護してあげたい！と

当時のブログはこちら　※幸せへの栖にゃんだーガードより

 

でも　とても保護しにくい子で警戒心が強く　てこずりました。

念願かなって保護できた時の嬉しさは今でも忘れられません。

 

モリスさんはシェルターに行っても警戒心は強く人馴れすることは難しかったのですが、大好きなよひおくんと一緒に居られるのが何よりもうれしかったと思います。

 

そんな相方のよひおくんも　昨年　栖シェルターで看取りました。

▲栖に移ったころのよひくん

▲だいぶレベルも落ちて来てもう通院もやめて看取る覚悟で過ごしていた時

 

よひおくんもエイズキャリアでしたが

2021年まで生きたという事は10歳近くまで生きれました。

2019年のシェルターの移動を持ちこたえられるかと思うほど当時から弱っていましたが何度も死線を越えて生きました。

 

リリースした時期を考えれば

モリスも11歳を越えていると思われ

エイズキャリアで　高齢に差し掛かっています。

今　口内炎がかなり進行していますが頑張ってお薬を続けています。

ただお薬や補液、病院に行くために

今ではケージの中での生活になってしまいました。

それが何より苦しいです。

 

震災から12年が経っていますし

当時の保護猫の年齢は10歳を越えています。

 

元の団体より引き受ける際に

なかなか人馴れが出来ない子を中心に引き受けたため

里親さんへの譲渡も難しく

栖シェルターで看取る覚悟でお世話にあたっていますが、

震災当時の子は年も高齢になり腎臓病や口内炎を患っている子が多くいまして

その子たちの治療費も運営費を圧迫しています。

 

今は大きな病気や手術を行う子がいないのでなんとかやっていますが

これで何か病気の治療費が掛かってくると大変厳しい状況になります。

 

昨年から今年は、大病を患った子が続き

例年より医療費が掛かっていて

それも赤字を後押ししたのだと思います。

 

でも　私は、必要な医療は出来る限り受けさせたいと思ってやってきました。

でも、最近ご支援が本当に減り　治療に悩むようになって来ています。

※現在の不足分は自己資金を補填して補っています。

 

それが一番苦しくて　とてもとても不安な毎日です。

 

ご支援が減ってしまったのは新型コロナのせいなのか測れませんが

今のこの状況を変えるためにも

 

今回のクラウドファンディングを絶対に成功させたいです！！

 

どうかご協力をお願い出来ますと助かります！！

 

震災によって翻弄されて

栖にたどり着いた子たちが　栖シェルターにはまだまだ沢山います。

高齢の子も本当に多いです。

最期まで安らかに　この終のすみかで過ごさせてあげたいです。

 

ご協力をどうかお願いいたしますm(__)m