海なし県の児童養護施設の子どもたちを海遊びに連れ出したい!
寄付総額
目標金額 600,000円
- 寄付者
- 84人
- 募集終了日
- 2021年6月30日
九七式中戦車改、里帰り直前の急展開!?輸送費用のご支援を
#国際協力
- 現在
- 8,136,000円
- 支援者
- 439人
- 残り
- 26日
ひとり親家庭を応援!ボーイスカウトで“未来に活きる体験”を届けたい
#子ども・教育
- 現在
- 1,883,000円
- 寄付者
- 109人
- 残り
- 26日
衰退する各地が発展する未来へ。人生をかけて夢投資財団を創設します!
#起業・スタートアップ
- 現在
- 1,544,000円
- 支援者
- 100人
- 残り
- 6日
名列車 白鳥|こだま型最後の原形食堂車、サシ481−48を守り抜く
#地域文化
- 現在
- 5,234,000円
- 支援者
- 294人
- 残り
- 6日
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 36,193,000円
- 支援者
- 2,241人
- 残り
- 34日
プロジェクト本文
終了報告を読む
【達成のお礼とネクストゴールについて】
皆様方にご支援いただき、目標金額の60万円を達成することができました!本当に多くのご支援ありがとうございます。
プロジェクト当初は「多くの方々の共感を得て、支援を受けることができるだろうか」と不安でしたが、皆様方のご支援と熱いメッセージに改めて感謝申しあげます。
プロジェクトが達成できましたので、子どもたちをマリンスポーツ体験会に招待することができるようになりましたが、更にプログラムを充実できるよう、残りの日数でネクストゴールに挑戦させていただくことにいたしました。
ネクストゴールの目標は80万円としました。
こちらは、より安全に体験会が実施できるよう、看護師を配置する費用と新たに環境プログラムとして、水質検査のパックテストキットや魚捕獲ネット、観賞用水槽などの購入費用に充てさせていただきます。
*仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。
大変厚かましいお願いで恐縮ではございますが、残りの期間、お知り合いの方への情報拡散など、ご支援のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
2021年6月22日追記
公益財団法人 ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)
はじめまして。公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団です。
子どもたちの瞳がキラキラと輝いている。若者たちが大きな夢を語っている。年齢を重ねた人たちが穏やかな笑顔で過ごしている。こんな未来を創造していきたいと願い、私たちは、全国にあるB&G海洋センターやB&G海洋クラブと連携し、海や川での自然体験やマリンスポーツを展開しており、幼児から高齢者までのすこやかな心と体の育成につとめています。
少年期の自然体験活動は、コミュニケーション能力や自尊心など「社会を生き抜く力」の醸成、規範意識や道徳心の育成などのほか、学力にも良い影響を与えます。最近の研究では、子どもの頃の体験が豊富な大人ほど、学歴が高い・収入が多い傾向にあることが明らかになっています。特に水辺での自然体験活動は、潮流や干満など刻々と変化する自然環境に臨機応変に対応しなければならない場面が多く、その体験が子どもたちの新たな能力を引き出し、生きる力を育んでいく教育効果の高いものです。
今回の挑戦のきっかけとなったのは、2015年に児童養護施設に施設での自然体験活動の実施状況についてアンケート調査を実施したことにあります。行われている自然体験の半数は、キャンプと野外調理となっており、水辺の自然体験活動は2割程度にとどまり、自然体験活動を実施していない施設もありました。国立青少年教育振興機構「青少年の体験活動等に関する実態調査」(出典元:http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/130/)では、子どもたちの8割超が「海や川で泳いだことがある」と答えていることから、この状況は驚くべきものでした。
そのため実際、児童養護施設では、学校で海については勉強するけれども、実際に海に入ったこと、海で遊んだことのない子どもがいます。したがって、一定の割合で「初めて海に入った」と話す児童養護施設の子どもたちがいます。そこで、海のない埼玉県にある児童養護施設の子どもたちに、思いっきり海で遊び、海を知り、海を好きになるマリンスポーツを体験する夏休みを届けたいと思い今回の挑戦に至りました。
少年期における自然体験活動には、さまざまな効果があることが分かっています。最近の研究では、非認知能力も向上すること、脳科学的にも良いこと、将来の収入にも影響することなども分かってきました。一方、困難な状況にある子ども達への支援が展開されるようになってきましたが、自然体験活動は”単なる遊び”と捉えられ、まったくと言っていいほど、支援の輪は広がりません。いわば、取り残された格差になっています。
この事実を、子どもの貧困など格差問題に関心のある方々、社会貢献を考えている方々に知ってもらい、社会的関心が高まり、支援する輪が広がることを願っています。どうか、温かいご寄付のほど、よろしくお願いいたします。
困難な子どもたちへの支援は、子どもの貧困対策の推進に関する法律が施行されるなど、国や自治体をはじめ多くの組織や団体が支援をしています。しかし残念なことに、体験活動、とりわけ自然体験活動は”単なる遊び”と考えられ、支援する団体は極端に少なく、取り残された状況にあります。教育効果のある自然体験活動に参加できる子どもと、参加したくても参加できない子ども。これも教育格差の一つなのです。
また、独立行政法人 労働政策研究・研修機構の調査によると、新型コロナウイルス感染拡大により収入が減少したとの回答が4割を超えるなど、格差がさらに広がることが懸念されています。(出典元:https://www.jil.go.jp/tokusyu/covid-19/booklet/booklet2020.html)
私たちは、長年にわたり培ってきた、海洋性スポーツ・レクリエーションを中心とした自然体験活動の指導ノウハウと活動に必要なカヌーやヨット、SUPなどの器材があります。これらの資源を使い、児童養護施設の子どもたちやひとり親家庭の親子を対象としたマリンスポーツ体験会を全国で実施しています。
児童養護施設の子どもたちへの自然体験活動の提供は、2015年から開始しました。現在まで87施設1,288人の子どもたちなどにマリンスポーツ体験会に参加しています。2016年からは、ひとり親家庭の親子を対象とした体験会にも着手し、541人の親子が参加しています。現在行っている体験会は、気軽に参加できるよう日帰りとし、全国児童養護施設協議会や東京都ひとり親協議会と連携して実施し、対象の子どもたちや親子を招待しています。
児童養護施設には、育児放棄や虐待、いじめなどの経験があり、大人を信用できない、バカにされたくない、失敗している姿を見られたくないなど、心に傷を負った子どもたちが多くいます。ですので、はじめは、できないこと、やったことのないものはやりたがらない、チャレンジしないなど、積極性があまり見られない傾向があります。
そこで、児童養護施設の子どもたちに海遊びを体験してもらう取り組みでは、子どもたちに「言って」「見せて」「やらせてみる」ことを大切にしています。わざと大人が失敗して見せることにより、子どもたちは失敗してもいいんだと思い、少しずづチャレンジしてきます。子どもたちが失敗したときは「大丈夫、大丈夫! グッジョブ!」と声掛けし、次のステップにつながるアドバイスを伝えます。
このような体験を繰り返すと、小さな冒険を楽しむ本来の子どもの姿を見せるようになり、時間ギリギリまでマリンスポーツにチャレンジするようになります。帰り際には「次はいつできるの?」と人懐っこい笑顔で聞いてきます。施設のスタッフの方の話では、施設に帰った後、参加していない子どもたちに今日の体験を熱っぽく話しており、参加しなかった子どもたちが参加すればよっかったと言って、次はいつやるのかスタッフに聞いてくるので少し困りましたと、嬉しい感想をいただきました。
1日の体験だけでも、子どもたちには大きな変化が見られます。しかしながら、このような体験から学ぶ活動は、単なる”遊び”と捉えられ、支援の輪は広がっていません。
自然体験活動は、学校での学習と同様に人間形成過程において必要であること、そこには格差があること、そして支援が極端に少ないこと、この実情を多くの方々に知ってもらいたいと思い、今回クラウドファンディングにチャレンジしました。体験の格差はさまざまな支援策のまさに盲点となっているのです。
今回の挑戦では、2021年08月11日、12日に、皆様からいただいたご寄付を元に、海なし県の埼玉県にある児童養護施設の子どもたちをマリンスポーツ体験会に招待します。
全国にある児童養護施設は603カ所で、2万7千人超える子どもたちが生活しています。その理由は、親の虐待やネグレクトが全体の約40%を占めています。施設の職員配置数は子ども5.5人に1人となっており、夜間勤務もあり職員の負荷が高いことも指摘されています。
▼出典元
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/syakaiteki_yougo/index.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/syakaiteki_yougo/01.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09231.html
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000187952.pdf
そのため、子どもたちの成長に欠かすことのできない自然体験活動、とりわけ海や川での活動は難しく、実施できない施設が多くあります。また、このような活動を支援する団体や企業もありません。
そこで、今回のプロジェクトでは、皆様からのご寄付金をもとに、内陸県である埼玉県の児童養護施設の子どもたちを夏休みのマリンスポーツ体験に招待したいと思っています。
埼玉県の子どもたちを対象にしたのは、参加する子どもたちにはこの体験会に参加して、初めて海に来たという子どもが必ずいます。四方を海に囲まれている島国である日本で、「潮の香を嗅いだことがない」、「潮騒という言葉は知ってても実際に聞いたことがない」、「潮汐は学校で習っていても見たことがない」、「海風を感じたことがない」そんな子どもたちがいることに驚きを感じています。子どもの学習は、学校で習ったことと、実体験で「見た」・「知った」・「体験した」ことが融合することにより、強い学習の定着化が図れます。
このような観点から考えると、海に行ける子どもたちと海に行くことができない子どもたちには、将来にわたり大きな格差が発生することが分かります。児童養護施設には自然体験活動の指導スキルを持ったスタッフはほぼいません。
また、自然体験活動を安全に行うためには多くの人手が必要です。特に海は陸上と比べ危険度が高まることから、必要なスタッフ数は多くなり、児童養護施設で海に行くことはかなり難しいイベントになります。内陸部では、海までの移動方法などの問題もあり、そのハードルはさらに高くなります。そのため、今回は、埼玉県の子どもたちを対象としました。
■当日のスケジュール
まず、各施設にバスを配車します。おおむね1時間程度で会場である若洲ヨット訓練所に到着します。到着後、マリンスポーツができる服装に着替え、スタッフ紹介や今日体験するメニュー、注意事項など、アイスブレイクを兼ねたブリーフィングを行います。
その後、準備体操、班分け、バディシステムの紹介と練習を行い、各班に分かれてマリンスポーツを体験します。各マリンスポーツは、レクチャーから体験をまでおおむね1時間程度の時間を取ります。時間の余裕があれば、レースなどのチャレンジタイムを種目ごとに設けることもします。
昼食とお昼休憩をとり、おおむね15時にはプログラムを終了し、シャワーと着替えを行い、バスで帰ることになります。
もちろん、参加者やスタッフの手指や使用器材の消毒、ソーシャルディスタンスを保ちコロナ感染対策と水分補給など熱中症対策を行いプログラムを実施します。
■開催概要
開催日時
Aコース:2021年08月11日(水)10:00~15:30
Bコース:2021年08月12日(木)10:00~15:30
開催場所 :若洲ヨット訓練所(東京都江東区若洲3-1-1)
主催者 :公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団
B&G財団は、日本におけるこのような格差の実態を広く社会に訴え、日本の未来を担う全ての子どもたちが、学校の勉強と同様に継続的に自然体験活動に参加できるよう、自然体験の格差解消への支援が広がるよう活動を続けていきます。
そして、自然体験活動の格差解消へ支援が集まり、私たち同様、自然体験活動の格差解消に取り組む、組織や団体が現れることに期待しています。また、企業から助成や協賛いただける仕組みができれば、加速度的に広がると考えています。
■B&G財団 事業部 東條剛之
子どもは、小さな冒険へのチャレンジで、成功と失敗を繰り返し経験していきます。それは、子どもの知的好奇心を満足させ、自信とバイタリティーを身につけ、自尊心を高め、大人へと成長させるものです。そんな信念を持ちながら、子どもたちの自然体験活動の指導に長年携わってきました。しかし、5年前、そこに格差があることに気が付きました。今は、この格差をなんとかなくすことができないかと考え活動しています。
■B&G財団 企画部 清水康雄
障害の有無や家庭の事情などさまざまな理由により、自然体験活動ができない子どもたちは少なくありません。B&G財団は障害児、児童養護施設やひとり親家庭など、自然体験の機会に恵まれない子どもたちに活動の場を提供する取り組みを推進しています。未来を担う子どもたちが分け隔てなく、自然体験できる環境をつくっていきたい。皆さまのご寄付・ご協力をお願いいたします。
■B&G財団 総務部 岩井正人
格差が広がる現代社会では、自慢できる夏休みの思い出がない子どもたちも少なからずいます。そんな子どもたちにも、海の楽しさ、海のすばらしさを体感してもらいたい。その中で、さまざまな人と出会い、視野を広げてもらいたい。そんな願いをもって、このプロジェクトを進めています。
B&G財団へのご寄付は税制優遇措置の対象となります。
■個人の場合
確定申告により、所得税などの寄付金控除を受けることができます。
詳しくは当財団のホームページをご参照ください。
https://www.bgf.or.jp/donation/zeisei.html
■法人の場合
一般の寄付金とは別枠で、損金算入限度額の範囲内で損金算入することができます。
詳しくは当財団のホームページをご参照ください。
https://www.bgf.or.jp/donation/zeisei.html
■領収書の発行
寄付金受領後、公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団より「寄付金受領書」を発行いたします。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、開催を延期や、対象の児童養護施設を変更する場合がございます。その場合も、ご寄付の返金はいたしかねますので、あらかじめご了承いただけますと幸いです。延期、対象の施設が変更になった場合も、皆様からいただくご寄付は開催費用にあてさせていただき、リターンは開催に合わせて予定通りお届けいたします。今後の状況に関しましては、随時ご報告させていただきます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
B&G財団は、海辺や水辺での自然体験活動を通じた子どもたちの育成活動を全国で展開しています。自然体験活動は、将来の生活の質に直結する「自立心」や「協同性」、「道徳性・規範意識」などの非認知能力を高めることが分かっていますが、親の収入格差など置かれている環境の違いで、参加できない子どもたちがいます。このような状況を多くの方たちに知っていただこうと考え、2015年から広く寄付を募り、困難な状況にある子どもたちに、水辺の自然体験活動を楽しむ機会を提供しています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
ギフト
3,000円
【税制優遇あり】「夏休みマリンスポーツ体験会」応援団3,000円コース
■寄付領収書(寄付控除の証明書、希望者のみ)
■お礼メール
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年9月
5,000円
【税制優遇あり】「夏休みマリンスポーツ体験会」サポーター(5.000円)
■寄付領収書(寄付控除の証明書、希望者のみ)
■お礼メール
■子供たちの感想文などを掲載した実施報告書(電子データをメールに添付します)
- 申込数
- 31
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年9月
3,000円
【税制優遇あり】「夏休みマリンスポーツ体験会」応援団3,000円コース
■寄付領収書(寄付控除の証明書、希望者のみ)
■お礼メール
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年9月
5,000円
【税制優遇あり】「夏休みマリンスポーツ体験会」サポーター(5.000円)
■寄付領収書(寄付控除の証明書、希望者のみ)
■お礼メール
■子供たちの感想文などを掲載した実施報告書(電子データをメールに添付します)
- 申込数
- 31
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年9月
プロフィール
B&G財団は、海辺や水辺での自然体験活動を通じた子どもたちの育成活動を全国で展開しています。自然体験活動は、将来の生活の質に直結する「自立心」や「協同性」、「道徳性・規範意識」などの非認知能力を高めることが分かっていますが、親の収入格差など置かれている環境の違いで、参加できない子どもたちがいます。このような状況を多くの方たちに知っていただこうと考え、2015年から広く寄付を募り、困難な状況にある子どもたちに、水辺の自然体験活動を楽しむ機会を提供しています。