第7弾石垣島の捨てられた猫たちに治療を受けさせたい

皆様のおかげで、今月もたくさんの猫たちに治療を受けさせて頂きました。

心から感謝申し上げます。

★猫たちが受けられた主な治療内容

●カーヤ　顔の右側の広い部分の皮膚がなくなり、眼球と眼球を支えている筋肉はありますが、まぶたさえもない状態で民家の間をさまよっていました。受診すると交通事故、または扁平上皮癌疑いで、できる治療はないとのことでした。交通事故のケガであれば少しずつ傷は小さくなっていき、扁平上皮癌であれば炎症部分は広がっていくそうです。抗生剤を飲ませて様子を見ていくことになりました。直視できないほどの状態ですが、普通にご飯を食べます。頭や背中を拭いてやると、気持ちよさそうに身体を寄せてきます。左目は大きくて、もとは美しい三毛猫だったでしょう。
　顔の傷の周りから黒いかさぶたができ、かさぶたがはがれて出血し、またかさぶたができるのを繰り返しています。それは今まで見てきた扁平上皮癌の猫達と同じようです。
　扁平上皮癌の猫たちを何匹も見てきましたが、なぜこんなひどい病気があるのだろうと、胸が詰まる思いです。
ゆっくりご飯を食べ、静かに眠っているので、痛みに苦しんでいるようには見えないのが救いです。癌に効果のある駆虫薬を飲ませています。

 

●ちゃちゃ丸　血液検査の結果、腎機能は改善しましたが、肝機能悪化、貧血に。食欲不振でリンゲル補液、抗生剤注射受けました。強肝剤服用中。

 

 

●ワッタ　生後養殖場の深い水路に落ちていたのを保護されました。2日間も暗く冷たいところにいた3カ月位の子猫。歩き方が変だったので、受診。子猫は骨折していても体重が軽いので、歩くこともあり、骨盤骨折していた場合は、排便に支障が出ることがあると。レントゲン検査の結果、幸い骨折はなく、今は歩き方も正常になり、走り回るようになりました。

 

 

●かな　小さいころから左目は失明していて、腫瘍の疑いもあり、長いこと慢性鼻気管炎に悩まされてきた、かなちゃん。食欲不振、発熱、ひどい黄疸で受診。抗生剤の注射を受けました。血液検査の結果は肝機能が悪く、別の病院で詳しい検査をしてもらうよう勧められ、２軒目の病院で必要な項目の血液検査をしてもらい細菌感染による胆管肝炎と診断されました。抗生剤と強肝剤。全く食欲がなく、毎日補液しましたが、残念なことに30日に静かに永眠しました。

 

 

●すず　ウイルス検査の結果は猫エイズも猫白血病も陰性でした。血液検査の結果は肝機能に異常がみられ、要観察とのこと。避妊手術も無事に済みました。

 

●とと　耳カットされた地域猫のとと。具合悪くうずくまっていたところを保護、受診。食欲は全くなく、熱は40.4度。血液検査の結果、腎機能がひどく悪い状態で、黄疸も出て、貧血でした。毎日リンゲル補液、抗生剤の服用続けましたが、残念なことに今朝早く永眠しました。

 

●マイス、シャノン、パティ、かな　慢性鼻気管炎のため、時々ネブライザー治療。霧状の薬液を吸入後、みんな気持ちよさそうにしていました。

●みかりん　眼球が膨れ、眼圧を下げる目薬使用中。今も眼振があり、くるくると小さい円を回り続けることがあり、現在もお薬服用中です。全盲ですが、家の中は把握しているようで、自由自在です。

●ラン　9月に全抜歯してから、食欲も旺盛になり、調子がよさそうです。

●ハンナ　肝臓病で強肝剤服用中。保護時より右目失明、左目角膜炎ですが、ある程度見えているようです。時々不調で、食欲が落ちることもありますが、調子のよい時は、はしゃいで走り回ります。

●マイス　エイズキャリアで慢性の鼻炎、口蓋裂、口内炎もあります。
不調の時は、抗生剤、抗炎症剤服用しています。

●シャノン　エイズキャリアで慢性鼻気管炎。時々体調不良になり、抗生剤、抗炎症剤服用しています。
 

★以下、本日までのご支援金利用状況の詳細です。

❤️😺にゃんこのしっぽご支援募集中😺❤️

 

にゃんこのしっぽサポーター募集

 

これからも猫達のため、頑張ります。

 

★猫フード等、応援して頂けましたら助かります★

にゃんこのしっぽ保護猫たちのほしい物リスト

 

 

にゃんこのしっぽ♪　インスタグラム　

もご覧くださいね。

傷ついた猫たちのため、これからも頑張ります。