第8弾石垣島の捨てられた猫たちに治療を受けさせたい

遅くなりましたが、２月分のご報告です。

２月もケガや病気の猫達を病院に連れていき、治療を受けさせることができました。皆様のご支援に心から感謝いたします。

 

★猫たちが受けられた主な治療内容

腎臓病、尿路結石、皮膚炎の治療。血液検査、ウイルス検査、不妊手術、

検便、寄生虫の駆除ほか　

 

●かける君　2年ほど前に公園で生まれた男の子。何度もしゃがんでおしっこが出にくそうにしていたのを、猫ボラさんが保護して病院搬送してくれました。検査してもらったところ、膀胱炎、尿路結石で尿道が詰まっていたとのこと。抗生剤と抗炎症剤をしばらく飲ませることに。血液検査では肝臓の値も悪く、膀胱も硬くなっているとのこと。もう野良では生きていけないようです。お薬が効いてきたようで、ようやく食欲も回復してきました。

 

（写真は興奮状態で自分の足を噛み、止血後カラーを付けたところ）

●ケンタロウ　

腎臓病悪化のため、嘔吐回数が増え、食欲不振になっていましたが、毎日リンゲルを続けて少し食欲も回復しています。排尿も困難なので、朝夕圧迫排尿させます。おしっこが流れっぱなしになる時もあり、体が汚れてしまうことが多いので、シャンプーしますが、体を拭いている間にも、急に激しい興奮状態になり、自分の足を噛んで流血状態になってしまうことがあり、気が抜けません。

 

●しずく　皮膚炎が悪化し、お薬を変えて治療中です。目も赤くなり、抗生剤入りの目薬を処方してもらっています。

●かな、マイス、シャノン、パティ　慢性鼻気管炎のため、時々ネブライザー治療しています。箱の中で霧状の薬液を吸い込んだ後は、みんな穏やかな顔つきになります。

●みかりん　両目とも失明していますが、状態は以前より落ち着いてきました。今も眼振はあり、くるくると小さい円を回ることがあり治療中です。

●まるちゃん　膀胱炎で投薬治療後、ケージから出たくて暴れるようになり、お世話の猫ボラさんの手で元の場所にリリースしてもらいました。なじんだ場所で、今は落ち着きを取り戻しているようです。

●ロコ　交通事故の後遺症が少しあります。肝臓が悪く貧血もあったのですが、かなり元気なってきました。

●クーピー　熱発して延期になっていた不妊手術もすみ、元気になりました。

●ラン　長いこと口内炎と闘っている子です。お薬を続けて胃腸は回復してきました。

●ハンナ　肝臓病のため、強肝剤続けています。

 

 

★猫舎修理、網の張替え、水栓付替え

石垣島で合宿中の学生さんたちのご好意で、予算の全部を材料費として、

ボランティア作業してくださいました。各所にアイデアと工夫を取り入れ、

猫舎修理、ボロボロだった網の張替、防寒用のアクリル板（夏取り外し可）

洗い場の水栓取り替え、台風の風よけ扉までつけていただき、猫舎がとても快適になりました。

本当にありがとうございました。

 

★以下、2月末までのご支援金利用状況の詳細です。