シリア紛争地域　学校に行けない子どもに読み書きを教え給食を出します

皆さんメリークリスマス！

昨日のハッシュタグサンタにご参加いただいた皆さまありがとうございました。おかげさまで今回のクラウドファンディングをより多くの方にしっていただく機会となりました。

 

さて今日はクリスマスということで、イスラム教徒が87％を占めるシリアのクリスマス事情を、現地提携団体のRさんにメールインタビューしてみました！

 

IVY：シリアはイスラム教のイメージが強いですが、キリスト教徒も10％ほどいますね。彼らはどのようにクリスマスを祝うんですか？

R：キリスト教徒の多い地区ではそれはそれは盛大に祝いますよ。通りではカーニバルが行われたり、聖歌隊がお祝いの歌を歌ったりもします。大通りは電飾やサンタクロースの飾りなんかでとても楽しい雰囲気になります。

カーニバルの様子　コロナ前ですがすごい人だかりですね

 

I：イスラム教徒はクリスマスを祝うんですか？

R：キリスト教徒も一緒に住んでいる地区では、イスラム教徒の人々も一緒にイベントに参加するなどして祝いますね。

キリスト教徒の友人の家に訪問してクリスマスの挨拶をしたり、彼らもクリスマスを楽しんでいますよ。

 

I：シリアの子どもたちにとってクリスマスの1番の楽しみは？

R：今の紛争という状況もあって、安全と平和を1番に願っています。次に生活に必要なものや、教育などの当たり前の権利でしょうか。

もちろん、子どもたちはサンタクロースからのプレゼントも待ちきれないほど楽しみにしていますよ。

版権が気になる謎の着ぐるみたち

 

I：じゃあ彼らはサンタクロースを信じているんですね。

R：そうです。シリアのキリスト教徒の子どもたちにとってサンタはクリスマスプレゼントのシンボルですから。

 

I：Rさんのクリスマスの1番の思い出はなんですか？

R：飾り付けされた通り、カーニバル、夕方のお祭り、どれもが美しい思い出です。その中でもカーニバルは私にとって格別です。とっても綺麗なクリスマスの装飾が施されて、子どもも大人もみんな幸せそうでしたから。

電飾された通りの様子

 

I：素敵なお話をありがとうございました。最後に日本の皆さんに一言どうぞ。

R：日本でもクリスマスは盛大にお祝いするそうですね。お祝い事をしたり、それを心から楽しむことはとても素敵なことで心を豊かにしてくれます。

シリアは今はとても大変な状況にありますが、どうか関心を忘れず、良い未来のために力を貸していただけたら嬉しいです。

平和を願って、メリークリスマス！

 

いかがだったでしょうか？

クリスマスを祝うのは主にはキリスト教徒ですが、イスラム教徒の人々も一緒にお祝いしたり、楽しむこともあるんですね。

とても楽しそうで幸せ溢れる感じが伝わってきました。

 

遠いシリアにも思いを馳せて、私たちもクリスマスを楽しみましょう。

メリークリスマス🎄