祈りを風に乗せて〜コロナ禍に苦しむネパールの児童養護施設を守りたい

支援総額

600,000

目標金額 200,000円

支援者
35人
募集終了日
2022年8月20日

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プロジェクト本文

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【ネクストゴールにつきまして】

皆様からのご支援のおかげで、目標金額の200,000円を早々に達成することができました。 本当にありがとうございました。心より感謝いたします。

 

ご支援いただきました資金については、TCPの子供の教育費として、大切に使わせていただきます。

TCPの子供たち18人の教育費は、1ヶ月約10万円を必要としています。

この度、ネクストゴールを60万円として設定させていただき、子供たちの今後の教育費やYちゃんの進学費として 残りの期間も最後までご支援の呼びかけをさせていただくことにしました。

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金をありがたく活用させていただき、TCPの子供の教育費とYちゃんの進学費とする予定でおります。    

 

クラウドファンディング終了の8月20日まで、変わらぬ応援・ご支援を、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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 ネパール・カトマンズにて、現地の子ども達の為に施設を立ち上げ、長年ボランティアで働く日本人女性がいます。

 彼女が運営する児童養護施設TCPの現状をお伝えし、皆様のご支援をお願いできればと思います。

 

  • 加藤さんは約13年前にカトマンズにて、身寄りのない子供を養育する児童養護施設TCPを立ち上げました。
  • 異国の地で自分の子供を育てながら、施設の子供も今までに約30人を養育。現在も18人の子供のママです。
  • 施設の運営資金は寄付で成り立っていますが、コロナ禍で寄付が減り、また物価も高騰しています。今後の子供たちの生活や教育が不安な状況です。
  • TCPの子供たちの教育費、そして日本の大学への進学費のご支援をお願いしています。

 

 

▼自己紹介

 

 こんにちは、宮崎のデザイン会社ブルーバニーカンパニー代表の高峰です。私の会社では、障がい者福祉施設や、海外の児童養護施設とコラボし、皆さんが描いたイラストを日本でデザイン化する「JUMPING ART PROJECT」を主宰しています。宮崎県をはじめ九州、台湾の障がい者福祉施設、そしてネパールの児童養護施設をアート・デザインで繋いでいます。

 

BRICK STEAK HOUSE(宮崎市。児童養護施設TCPの子どもの絵をキッズルームに採用) 

 

 今回は、コラボ先である、ネパール児童養護施設の支援のお願いです。

 

<慈愛に溢れたスーパーウーマン、加藤さん>

 この施設は孤児院で、日本人女性の加藤さんが中心となって約15年前から運営されています。加藤さんはカトマンズにて、身寄りのない子供を預かり、ボランティアで養育する児童養護施設「TCP」を運営しています。

 

       児童養護施設「TCP」代表の加藤さん。慈愛に溢れたスーパーウーマン。

 

 

<寄付の減少、今後の教育費>

 しかし、このコロナ禍による経済悪化により、児童養護施設への寄付も減少しており、物価高騰も進んでいます。子供たちの生活費や教育費の捻出が課題となっています。

 また、一人の女の子は、努力の甲斐あって現在は日本の高校に留学中ですが、来年は日本の大学進学を希望しており、今後進学のための費用が必要となってきています。

 

 今回、この「ネパールの児童養護施設の子どもたちの食費・教育費」と、「日本に留学中の女子高生の大学への進学費用」として、ご支援が必要です。どうかご協力いただけませんでしょうか。

 

 

2017年カトマンズ。発案者の私と里子ちゃん。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

   私がこの児童養護施設(TCP)と出会ったのは10年以上前です。

 ふとしたきっかけでチベット文化やネパールについて興味を持っていた時に、インターネットでこのTCPについて知りました。

 ヒマラヤを超えてネパールに亡命してきたチベット人の孤児や、その他国籍を問わず子どもたちを受け入れ、養育しているこの施設と、そこを運営する日本人女性の加藤さんの活動に感銘を受け、ひとりの女の子の里親として支援をスタートはじめたのがきっかけです。

 

TCP設立当初の、子どもたちの写真。

 

 

施設からは毎年、その女の子の成長記録や、新年のグリーティングカードが届き、私からも毎年カードや写真を送っていました。

そんなやりとりが何年も続いたあと、私もやっとTCPを訪問することができました。

          子どもたちと訪問した、カトマンズの古都バクタプル。

 

食あたりで寝込む旦那さんと、一緒に遊びたい男の子たち。

 

パンケーキを子どもたちと一緒に焼きました。

 

アートを描いて集合写真。みんな中々の変顔です・笑

 

とにかくみんな明るくて素直。そして加藤ママが大好き。

子どもたちは加藤さんに愛されて、守られて、真っ直ぐに育っている様子が伝わりました、

 

 

<児童養護施設TCPの概要>

 ネパール国内にて、養護を要するチベット人児童の健全な育成を目的とした施設です。

  1. 子どもたちの安全で健康的な生活を保障し、必要な教育を与えると同時に、
  2. チベット人としてのアイデンティティーを育むことを目的としています。

TCPのホームページ(日本語)

http://www.tcp-np.com 

 

 

<コロナ禍と寄付の減少>

 長く続くコロナ禍は、観光立国であるネパールの経済に大きなダメージを与えています。世界中から訪れていたヒマラヤトレッキングの観光客は途絶え、カトマンズにあるバックパッカーの聖地タメルも人通りがなくなり、シャッターが目立つようになってしまいました。

 児童養護施設TCPは、全額を善意の寄付により運営されていますが、

  • 続くコロナ禍と経済疲弊による寄付の減少
  • 物価高騰

このような中で、どうやって子どもたちの生活と教育を守っていくのか、とても不安を抱えています。

 

世界中の旅行者が集まり、賑やかだった頃のタメル(カトマンズ市内)。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

加藤さんが運営する児童養護施設TCPが、寄付を必要とする理由は2つあります。

 

 

1)子どもたちの教育費

 TCPで養育されている子どもたちは、18歳で卒業したのち、ネパールにて自力で生活をしてゆきます。ネパールでもカースト制が残り、日本のように自由な職業選択ができる状況ではありません。卒業した子どもたちに少しでも生きる力を与えるために、きちんとした学校に通わせ、英語や日本語、そしてチベット語などの教育をおこなっています。

 

子供たちが通う小学校。旦那さんと授業参観に行きました。

 

2)TCPから日本に留学中の、Yちゃんの大学進学費用

 TCPで育ったYちゃんは、約3年前から、日本の高校で留学生として勉強中しています。

現在は高校3年生。風邪もひかず、制服に身を包み、自転車で学校に通っています。

 彼女は日本語もマスターし、今後は東京の大学への進学が希望ですが、来年度からスタートするJASSOの奨学金も留学生は対象とならず、大学への入学費用や学費など、多額な出費を前に進路について悩んでいます。皆様のご支援をいただき、金銭的な心配がなく受験へトライさせてあげられたらと思います。

 英語・日本語・チベット語・ネパール語に堪能な彼女は、将来は加藤ママのように、世界のどこかで困っている人を助ける仕事がしたいそうです。

民族衣装を着る幼少時のYちゃん。今では高校3年生です。

 

 

上記3つにつきまして、皆様のご協力をいただけたらと思います!

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

 カトマンズの児童養護施設にて、現地の子どもたちを大切に守り育てる加藤さん。

加藤さんの活動と子どもたちをどうぞ皆様、応援していただけませんか?

まずはこのクラウドファンディングにて、ご支援をいただけますと幸いです。

 そして、長期で活動を応援してくださるサポーターさんも随時募集しています。

サポーターさんの募集メニューはこちらになります。

ぜひこちらもご覧くださいませ。

http://tcp-np.com/support/index.html

 

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資金使途詳細

 今回、第一目標として20万円を設定しています。

 最終的に必要としているのは110万円。以下のような資金使途を予定しています。

 

・児童養護施設TCPの、カトマンズでの子ども達の教育費  400,000円 (18人・4ヶ月分)

・日本に留学中のYちゃんの、大学進学費用  400,000円 (大学入学金、教材・学費他)

・READYFORへの手数料 132,000円 

・           税 13,200円

・支援者様へのリターン費  154,800円

 

【寄贈に関して】

※寄贈先である、TCPおよび統括責任者の加藤氏より、今回寄贈する寄付金の受け入れとクラウドファンディングのストーリーに公表されることに関しての同意を得ております。

 

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<子供たちの将来>

 TCPで育つ子供たちは、ママのように、ネパールで、そして世界で、

 人の役に立つ人になってほしいと願っています。

 加藤さんが蒔いた慈愛の種は、子どもたちの中で育ち、やがて大きな実となっていくでしょう。

 

 

 

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 最後に、日本留学中のYちゃんが加藤さんについて書いた「私の日本のママ」という文章を抜粋します。

 

「私の日本のママ」

 

 皆さんは、人生で一番尊敬している人、またはロールモデルはいますか。私のロールモデルは私の日本人のママです。ママと初めて出会ったのは私が5歳の時、幸運にもママがボランティアで運営しているTCPという施設に出会いました。そこはチベットの文化、伝統や言葉などを守るための児童養護施設です。

 

2009年。TCPの開設当時。子ども達にアイスを配る加藤さん。

生まれて初めてのアイスに、みんな興味津々。

 

 私はTCPで私の他に17人の子供たちと育ちました。私たちは毎日お腹いっぱいご飯を食べることができ、毎日楽しく学校に行けて本当にとても幸せでした。小さい頃は、このようなことが当 たり前だと思って、よく喧嘩をしたり悪戯をしたりしてたくさ ん問題をおこしたりして、ママを悲しませた時もありました。 今では私たちが当たり前のようにしていたことが当たり前だと は思いません。世界にはまだ私たちのように毎日三食を食べることができない子供達や、毎日学校に行くことができない子供がいます。

 

 私はある日ママにこう聞きました。「ママ、ママはなぜ私たちのようなチベット人の子供達のた

うと思ったの。」するとママはこう答えました。「それはCompassion、慈悲があるからだ。」

 

        2009年。支援物資の医薬品をいただき、子どもたちに薬について説明。

  

        2009年。カトマンズの酷暑の中、子供たちの手を引いて街中を引率。

 

 ママは日本人で、ネパールで自分の息子の子育てをしながら、チベット人の子供たちの支援をしていました。これは想像以上に大変で、誰にも真似できないことで私はとても尊敬しています。ママは自分のためよりも誰かのためにという気持ちが強く溢れています。

 ママは決して諦めないようにと私を奮い立たせ、 私が心に決めたことは何でも出来ると信じさせてくれました。 その結果私はよりチャレンジ精神に溢れ、人生にできる限りのことを学び、達成したいと思うようになりました。それで私は日本へ留学することを決断し、今たくさんのことに積極的に取り組んでいます。私をサポートしてくださる方々に感謝し、これからも日本での勉強を頑張っていきたいと思います。 

 

日本留学中のYちゃん。夏の早朝に、海亀の産卵を見に砂浜へ。日本に来て初めて海を見ました。

彼女はこれから加藤さんの意志をつぎ、世界のどこかで人の為に尽くしたいと話しています。

 

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

プロジェクト実行責任者:
高峰 由美(株式会社ブルーバニーカンパニー)
プロジェクト実施完了日:
2022年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

集まったご支援を、 「ネパールの児童養護施設の子どもたちの教育費」と「日本に留学中の女子高生の大学への進学費用」とします。   1. 児童養護施設TCPの子ども達の教育費 4ヶ月400,000円 (現在18名)。  2. 日本に留学中の女子高校生の大学進学費用 400,000円 (受験費・大学入学金等)。  ご支援が集まりましたら、優先順位として1から順番に使わせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は当方負担にて補填いたします。また、目標金額が必要金額を上回った場合は、今後の子供たちのTCPの教育費やYちゃんの教育費として活用させていただき、返金はいたしかねます。

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プロフィール

宮崎のデザイン会社ブルーバニーカンパニー代表の高峰です。私の会社では、障がい者福祉施設や、海外の児童養護施設とコラボし、皆さんが描いたイラストを日本でデザイン化する「JUMPING ART PROJECT」を主宰しています。宮崎県をはじめ九州、台湾の障がい者福祉施設、そしてネパールの児童養護施設をアート・デザインで繋いでいます。

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リターン

5,000+システム利用料


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子ども達から、感謝のメールが届きます

ご寄付いただきますと、TCPの子どもたちから、感謝のメールが届きます。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

10,000+システム利用料


子どもたちから、手書きの感謝のカードが届きます

子どもたちから、手書きの感謝のカードが届きます

ご寄付いただきますと、TCPの子どもたちから、手書きカードが届きます。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

20,000+システム利用料


子ども達からの手書きのカードと、チベットのお香が届きます

子ども達からの手書きのカードと、チベットのお香が届きます

チベット医のアムチが監修、子供たちと共にチベットの高山植物などを原材料として手作りしたお香です。 祈りが込められているため気持ちを整えるのに最適です。  

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

30,000+システム利用料


子供たちからの手書きのカードと、チベットのお香をお届けします。

子供たちからの手書きのカードと、チベットのお香をお届けします。

TCPでは毎日チベット仏教のお祈りをしています。子ども達と尼僧が、ご寄付いただいた方のご多幸を満月の日から7日間お祈りいたします。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

50,000+システム利用料


子供たちの手書きのカードとチベットのお香をお届けします。また、皆様のご多幸を7日間祈願いたします。

子供たちの手書きのカードとチベットのお香をお届けします。また、皆様のご多幸を7日間祈願いたします。

ご寄付いただいた方には、子供たちのカードとお香(チベット医のアムチが監修、子供たちと共にチベットの高山植物などを原材料として手作りしたお香です。 )をお届けします。
また、TCPでは毎日チベット仏教のお祈りをしており、子ども達と尼僧が、ご寄付いただいた方のご多幸を満月の日から7日間お祈りいたします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

プロフィール

宮崎のデザイン会社ブルーバニーカンパニー代表の高峰です。私の会社では、障がい者福祉施設や、海外の児童養護施設とコラボし、皆さんが描いたイラストを日本でデザイン化する「JUMPING ART PROJECT」を主宰しています。宮崎県をはじめ九州、台湾の障がい者福祉施設、そしてネパールの児童養護施設をアート・デザインで繋いでいます。

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