「亡くなった時には処置があるのでご家族にはすぐに会えません」

悲観的な説明だけを聞いて出産に臨んだあの日、七芽(なつめ)は可愛い可愛い泣き声で、生きて産まれてきてくれました。たくさんのチャレンジをした泣き笑いの濃密な358日間。退院してから1週間の幸せなお家生活を過ごし、突然旅立ちました。1歳の誕生日まであと1週間でした。今は、いつでも私たちのそばにいて、大切な時、大切なことをなんでも教え導いてくれています。

 

【みんなへ】

病院から得られる情報が少ない中、ブログを通じて出会ったお母さん達から、退院の希望、成長する姿、たくさんの希望をもらいました。絶食からの復活、呼吸器からの離脱、リハビリ・・・それは病院からの情報だけではできなかったことばかりでした。本当にありがとう!

 

最初は悲観的だったけれど、なつめの力を信じて明るくバックアップしてくれた先生方、看護師さん、リハビリの先生、助けられなくてごめんと最後まで命をつないでくれた先生。本当にありがとうございました。

 

生まれてからずっと病院の中でも、在宅が短かったとしても、普通と違う育児でも、そこには希望も夢も見つけることができました。涙も笑顔もいっぱいの毎日がありました。だから、私もいただいた恩を送りたいと思っています。

 

【18トリソミーの仲間へ】

18トリソミーと言っても、ひとりひとりが違います。その違いは命に関わる個性というのが堪らないことです。でも、持って生まれた時間をどうしたら一番輝かせてあげられるか、あなたたちのキラキラ澄んだ目を見て、悩んで、言葉を話せない小さなあなたたちと心で話し合って決めてきました。

 

生まれて来ること、毎日生きていることが奇跡であることを教えてくれてありがとう。このことは、あなたたちの存在を知らなかった頃には気にも留めずにいた誰もが知るべき大切な真実でした。

 

言葉がなくても伝わることを教えてくれてありがとう。迷った時、悲しくなった時、天使になった子ども達からは光のある方を向けるよう、前を向けるよう、メッセージをもらっている気がします。おかげで今、私も自分の人生を精一杯生きることの大切さに気付き、もう一度生き直しています。これからも私たちに「命」のことをずっと伝えてね。

 

なつめママより

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