みなさんこんばんは、お世話になりますプロジェクト責任者の樋口菜月です。

ついに、プロジェクト終了まで残り10日となりました。

 

遠かったゴールが、少しだけ近づいてきました。支援して下さる方、応援して下さる方お一人お一人のおかげです。本当に、本当にありがとうございます。

 

しかしながら、まだ支援金が10万円ほど足りておりません。

一方的なお願いをしてばかりですが、プロジェクトの拡散や口コミなどにご協力頂けたなら幸いです。

 

テヲツナグの書籍化を通じて、海外に対する偏見をなくすきっかけづくりをしたい。その一心です。あと10日間、全力で頑張ります。応援よろしくお願い致します。

 

最後に、テヲツナグの投稿を紹介したいと思います。もしも目を通して頂けたなら幸いです。

 

 

 

 

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ベトナムにて「テヲツナグ」

 

 

 

3年間、現地ツアーを実施してみたり、少数民族チャム族の雑貨を販売したり、いろいろな活動をしてきたが、それはたくさんの人に自分の大好きな国や民族を知ってほしいという想いがなんとなく形になっていったものだった。

私はベトナムで出会ったかけがえのない友人たちとテヲツナグなかで【想いをかたちにする事】を教えてもらった。

 

ベトナムの中部海岸平野を中心に分布するチャム族との出会いは、大学1年生の春休み。 海外経験のない学生を、大学が2週間5万円で渡航させてくれるというプログラムがあると聞き、海外に漠然とした憧れを抱いていた私は飛びついた。

 

その渡航の条件として、現地で日本語を勉強している学生の会話パートナーになることがあったのだが、そこで偶然知り合ったのがチャム族出身のKhaさんという男性だった。 “戦争と平和”というお題でのディスカッションで席が隣り合わせ、今日の出会いの記念にとかわいい布で作ったマスコットをもらった。 あまりの可愛さに「うわぁ!可愛いですね!」と感嘆の声を漏らすと、「これはうちの村で作っているものなんですよ。」とipadで他の製品の写真もたくさん見せてくれた。

写真を見ながら盛り上がるなかでKhaさんは、人口流出や社会主義国ならではの少数民族の立場、近代化に伴う環境問題についてなど、チャム族の抱える困難について話してくれた。 そして、もっとたくさんの人に自分の民族やその文化を知ってほしい。いつかは日本とベトナムの架け橋になりたい。という夢も語ってくれた。

「なら、私に何かできないかな〜。」 本当にそんな感じで日本で雑貨販売と啓蒙を始め、気づけば約1年が経っていた。

 

売り上げは順調に伸びていったものの、チャム族についての啓蒙は「具体的なイメージがわかない」という声が多く寄せられるようになっていた。

私の実家は宮城県仙台市。高校3年生の春に東日本大震災を経験した。 進学が決まっていたため、まだライフラインも途絶えたままのなかに家族を残し一人で広島にやってきたが、あまりのギャップに愕然とした。 それは、広島の人が冷たいのではなく、「想像がつかない」のだと自分なりに理解した。

 

知らない事は、想像がつかない。 想像がつかない事は、考える事ができない。

 

だからこそ、チャム族の事に対しても、“伝える事”を大切にしたかった。

「口頭説明や展示での啓蒙で伝わらないのなら、多くの人に実際に現地に赴いてもらおう!」 今度はそんな調子で現地ツアーを実施した。

長くなってしまうのでツアーの詳細は割愛するが,渡航した16人のメンバーたちがベトナムを、チャム族を好きになり、他人事でないという視点で問題を考えてくれた時、わたしは初めて自分のやってきた事を肯定し、自信を持つ事ができた。 また、日本人メンバーがベトナムで出会った人たちと繋がり、「また来るね。」という約束を交わしているのがどうしようもなく嬉しかった。

 

自分の大好きな国や人を,もっとたくさんの人に知ってほしい。彼らが抱えている問題について、一緒に考えてほしい。 そんな純粋な想いで動いた結果、素敵な縁に恵まれ、かけがえのない出会いが無数にあったこの3年間はわたしの宝物だ。

 

千葉あかり

 

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