タイルの製法には、湿式・乾式というものがあります。その上に、釉薬をかけたりかけなかったり、施釉・無釉と分類されます。

 

私たちは、主に、乾式の施釉タイルを作っていますが、今回見学させてもらった会社さんは、私たちとは逆で、湿式の無釉タイルを作るメーカーさん。(いまや湿式の無釉メーカーさんは国内に数社だけと言います。)

作り方もまったく違うため、同じタイルというジャンルのものなのに、違う製品を作っているかのよう。

 

作られているタイルの表情も乾式施釉タイルとは違い、どこか重厚感のある、レンガのようなタイル。こちらが湿式タイル。

なんと!現場ごとに、土の配合から調整して作っているそうで、色のバリエーションが豊かです。

 

秘密は工場の中にあり・・・!大きな工場の一番上の部分は山から削り出した粘土の土が置いてあります。

それを、配合して、混ぜ合わせます。

そして、押し出して、タイルを作ります。写真下のちょうど写真の真ん中の茶色の細が長い粘土が、押し出されたタイルです。(カットされる前なので、ビヨーーーン?にゅるーーーんという感じで長いです)

 

こちらは、押し出されたタイルの表面に、テクスチャーをつける様子。

こちらもまた別のテクスチャー。表面がガリガリ(ガサガサ)となります。

 

そして、この表面のランダムな凸凹は、、、

 

なんと職人さんがハンマーで一枚につき4回叩いて作っているそう・・・!生地の乾燥加減がかなり重要になってくるのではと思います。

いや〜〜、手間がかかっているからこそ良いものができるのですね。

 

工場見学では、機械の精巧さ職人による手の込んだ意匠に圧倒されました。

これだけの手間、労力がかかるものを生産して販売できるとは・・・!タイルの世界は覗けば覗くほど奥深いなと思います。

 

最終工程、タイルの窯入れ。その方法も、製品を積み重ねていけるのか!と、驚きました。(釉薬がついていると溶けてくっついてしまうので、重ねることができない)

そして最後に、タイルを真ん中で、パキンッとカット!(機械の動きが早すぎてiカメラで捉えきれず笑)

シンメトリーでタイルを作り、最後に、真ん中を割るんだそうです。そうすると生産のときに歪みがでにくく安定して作れるんだとか。(先人の叡智が凝縮されまくっている・・・)

 

作っている製品は違いますが、「タイルの会社」がまさか瑞浪市内にあったとは!市内のタイルメーカーさん、、、なんだかとっても嬉しいです!!!!!!

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