プロジェクト概要

【2017年3月1日追記:目標金額達成致しました!】
 

おかげさまで第一目標である金額を達成することができました。これでタイル雑貨の開発を進めることができます。本当にありがとうございます。

 

今回、タイル開発のための最低限の費用で挑ませていだきましたが、皆様の温かい応援と励ましのお言葉をこれからの活動のエネルギーとして、次のタイルの開発にチャンレンジすることにしました。もう少しご支援いただければ、諦めていたタイルの新しい形状・カラーが生み出せます。
 
今後いただいたご支援は、タイルの大きく分厚く扱いづらい存在というイメージを覆すため、薄いタイルや小さいタイルの開発に充てたいと考えています!

まずは、製造が難しいとされる正三角形のミニタイルと昔ながらのレトロ玉石タイルの開発に着手し、今後のタイルプロダクトのバリエーションを増やすためにかかる費用として使用させていただきます。

 

日本の美しい伝統釉の火を消してしまわぬように、その魅力を伝えていきたいと思います。どうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます!引き続きよろしくお願いいたします。

玉川幸枝

 

 

釉薬(ゆうやく)によって色や表情が変わるタイルの世界。魅力がギュッと詰まった「タイルのある生活」をプロデュース!

はじめまして、玉川幸枝です。私の地元、岐阜県の東濃地域はタイルづくりで全国シェア6~8割を誇る焼き物の産地です。私の実家は、岐阜県瑞浪市で、タイルの色・質感を作る素材である釉薬(ゆうやく)の製造を行っています。

 

みなさんは、タイルと聞くと、どのようなイメージですか。私は、今回のプロジェクトで「実はタイルって美しいんだ」ということを、もっと多くの方に知ってほしいと思っています。日常でタイルを楽しんでもらえる釉薬をつかった、タイル製品をつくります。手にとって、タイルってキレイなんだと思ってもらえて、タイルや釉薬に興味をもってもらえる、そんな第一歩となるようなタイルプロダクトをつくる企画です。

 

釉薬の色を開発中の星のタイル。今回ピアスとしてみなさんにお届けする予定です。

 

 

 

 

釉薬職人の父から娘への継承。

 

私は、家業である岐阜の玉川釉薬で6年間働き、陶磁器やタイルといった焼き物の表面の質感や色を決める「釉薬(ゆうやく)」の魅力を知りました。

 

これがタイルの表面をつくるための素材である釉薬です。液体でドロドロしています。

 

 

右左で釉薬が塗られてるいる部分と塗られてない部分。塗られるとタイルに表情がうまれます。

 

多くの人に釉薬が生み出すタイルの魅力を伝えたい!その思いが生まれるきっかけとなったのは、釉薬職人である父の存在です。

 

父は、土日でも作業着。仕事を休むことはほぼなく、毎朝4時台に起き、5時頃から働きはじめます。タイル用釉薬という、焼き物の世界。なかなか思い通りにならない素材と50年以上向き合ってきた父は、けして驕らず、実直で、強い人だと思っています。私はそんな父の姿を見て育ちました。

 

釉薬職人の父。タイル作りの現場では日々釉薬の色合わせに取り組んでいます。

 

焼きあがるタイルは、釉薬の化学反応によって表情を変えるので、焼いてみないと、毎回どんな色になるかはわかりません。前と同じ原料を入れて釉薬をつくっても、少しの環境の変化で、その表情が変わってしまうのです。

 

とても複雑なものを均一にコントロールするため、職人は日々、釉薬を研究し、タイルと向き合い、カタログに載っているタイルを一から再現し、タイルメーカーに納品します。このように、あるタイルを再現することのみに釉薬職人の技術が使われてきました。それが、私にはもったいないと思えて仕方なかったのです。

 

何万通りのタイルをつくれる釉薬職人の技術を知れば知るほど、もっとユニークなタイルがつくれるのではと考えるようになりました。あるとき、父が何気なく言った「釉薬職人はタイルのトレンドを作り出せる」という一言。その言葉が私をタイルづくりの世界へ突き動かしました。

 

父から学んだ釉薬の可能性を広げていきたい。

 

 

■ 私たちが提供するのは、「一点物」のタイル。世界に一つのタイルを届けたい!

 

私は、タイルづくりのコーディネーターとして、タイルの提案・企画・開発・製造・販売を行いたと考えています。作り手の技術を知り、つかい手のニーズを聞く。そして、そこから想像力を働かせ、世の中にないタイルを提案することが私の役割ではないかと考えるようになりました。

 

釉薬によって、魔法のように、無数の成分を組み合わせ、誰もみたことがないタイルを生み出すことができます。職人ならそれができる。そう信じて、タイルを生み出していきたいと考えています。

 

釉薬の違いでタイルの表情は大きく変化します。

 

 

私たちが作るタイルは、機械でなく、手で作る。手づくりの想いの込もったタイル作りに挑戦したい。

 

■ タイルのある生活をプロデュース。

 

どんなに素敵なタイルも、焼き色が少しずつ違う色むらのあるタイルがでれば、不良品のタイルになってしまうのがこの世界。私たちが新しくタイルのサービスを提案するとしたら、あえて「どれも違う」を大切にしたいと思うようになりました。

 

これから、タイルの色作りを得意とする家業の玉川釉薬とともに、一点一点手吹きでタイルを作る、特注のオーダーメイドタイルのサービスをはじめようと考えています。

 

この話を建築家の知り合いにしたところ、このサービスを使ってみたいと申し出てくれて、昨年の秋、第一弾となる、釉薬のオーダーメイドのタイルを開発し、届けることができました。

 

キッチン色むらタイル:

 

青い色のオーダーメイドのタイル。リクエストされた釉薬が開発できるよう何度も試験を重ねました。

 

「毎日立つキッチンに、自分の好きな色のオーダーメイドのタイルを貼ることができて、さらにこの家に愛着がもてるようになったよ。」

 

直接、施主からタイルへの温かい感想をもらい、作り手と使い手、顔の見える関係をはじめて築くことができた瞬間でした。

 

 

花びらタイル壁面:

 

オーダーメイドでタイルを作って、直接お客さんに販売する。きっと、これまでのタイルの流通では存在しなかった、新しいタイル事業の形態です。

この話をマンション物件をもつオーナーさんにしたところ、ご賛同いただき、今年、第一弾となる、フルオーダーメイドのタイルを共同開発し、納品することができました。

 

今回、色、形、すべてオーダーメイドで製作しました。何度も試験を繰り返し、最終的に出来上がったのがこちらの花びらタイルです。

 

桜の花びらが水面に散らばるようなイメージから開発したタイル。

 

タイルの貼りつけも、オーナーさん、施工会社さんと一緒に行うことができました。

 

 

みなさんにお届け予定のリターンのご紹介 

「タイルのある生活入門編」ということで、眺めて楽しいタイルプロダクトを開発したいと考えています。まずはタイルや釉薬の存在に興味のなかった方々にもタイルを楽しんでもらいたいと思っています。

 

 

①「タイルプロダクト」

 

みなさんにお届けするタイルプロダクトは、タイルコースター、タイルピアス、タイル鍋敷き、タイル箸置きを考えています。

 

これは、釉薬を吹き付けて焼く前のタイルの姿です。真っ白な粘土の塊。

 

なま生地と呼ばれています。これがタイルのもとになる粘土の塊です

 

そんなタイルを施釉して焼くと、、、色とりどり、さまざま表情が生まれます。

 

タイルに様々な表情が生まれるよう釉薬の施釉方法も工夫し、変化をつけています

 

焼き物世界は思い通りにいきません。同じ調合、同じ条件でも同じタイルが焼き上がらないことがほとんどです。今回のタイルのプロダクトを作ることで、焼き物であるタイルの面白さを少しでも伝えることができたらと思っています。

 


②「釉薬作り・職人体験」

 

また、実際に職人の仕事を体験するスペシャル企画をご用意しました。普段は入ることのできない釉薬工場の現場へぜひ一度足を運んでみてください。何千とあるタイルの中から自分好みのタイルを選び出し、職人から釉薬の調合を伝授してもらいます。原料を調合して、自分で釉薬を作り、タイル生地に釉薬を吹き付け、オリジナルのタイルを作ることが可能です。昨年11月にオリジナル釉薬作りワークショップを開催しました。

 

釉薬作りは初体験というみなさん。2時間のワークショップで1リットルの釉薬を作りました。

 

 

③「手施釉による色むらタイルづくり」

 

昨年の12月、色むらがあって艶のあるオリジナルタイルを自分たちでつくりたい!という、東京の建築事務所の方々が岐阜にやってきて、自らの手でオリジナルタイル作りに挑戦しました。釉薬も開発し、今回は濃淡の二種類を使い、深みのあるとても素敵な緑のタイルが出来上がりました。現在、東京のパン屋さんの外壁に施工を行なっているところです。

 

色むらのある世界で一枚しかないタイルです。

 

自分の家の外壁、自分のキッチン、自分のオフィス。あなたの大切な空間に、自分の手で彩りを添えてみるのはどうでしょうか。

 

 

④「あなたもタイルデザイナー!フルオーダーのタイル開発権!」


自分好みの、色、形、質感、すべてをオーダーメイドで作る開発権と開発したタイル一平米(1m×1m分)をお届けします。形状は一種類、どんな形や色やデザインでも、あなたのリクエストにお応えします。アイディアが固まってない場合は、ブレストからご一緒します。
 

どんな形や色やデザインでも開発していきます。

 

父の心を受け継いで、私だからできるタイルの魅力を発信していきます。

 

釉薬職人の仕事は、毎日、タイルの色があったかどうかの「結果」がでる仕事。もちろんその結果が、良い時もあり、悪い時もあります。玉川釉薬には、「ものづくりは生き甲斐づくり」というスローガンが会社に貼ってあります。繊細なものづくりのプレッシャーをも、生き甲斐としてしまう、職人としての父の前向きで強い心を間近で感じます。そんな職人のいる現場から、タイルの魅力を発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

今では私の姉も釉薬職人として、日々タイルの色合わせを行っています。

 

 

資金使途

・タイル型製作費    
・釉薬開発費(原料代込)   
・タイル開発費(原料代込) 
・プロダクト材料代 

 

釉薬やタイルの開発には先行して費用がかかります。手作りでも1つのタイルの石膏型をつくる場合、デザインして、試験して、最低でも20万円ほどの費用が必要だと知りました。また、タイルの試験にも、職人の稼働費がかかります。多くの初期投資が必要ですが、タイルやタイル用釉薬に秘められた可能性を信じて、この活動をここで諦めたくはありません。釉薬工場発信で、小さくても声をあげたい!皆様のご協力をよろしくお願いします。

 


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