アートを使った「からだ・いのち」の教育をラオスの子ども達へ
支援総額
目標金額 350,000円
- 支援者
- 15人
- 募集終了日
- 2015年3月26日
ラオスってどんなところ?~民族・文化・バンクンについて~
tocotocoで支援をしているバンクン教員養成大学で、青年海外協力隊員としてご活躍中の鹿島傑さんによるラオスレポート第2弾!!
バンクンと教員養成大学について
私の任地バンクンは首都から北に約70km、バスを乗り継いで2時間ほどで着く、ちょっとした田舎です。町に沿ってナムグム川が流れており、その川沿いから見える夕日がとてもきれいです。観光地としてはラオスで唯一の動物園がありますが、休日でも人は多くはありません。のんびりとした町です。
教員養成大学には約1900人の学生と約100人の教員が在籍しています。教員養成課程は英語科、自然科学‐数学科、社会科、初等教育科の4つがあります。
授業開始時間は7:30で、終了は16:00です。ですが、開始時間に先生がいないことや、授業がかなり早く終了することはよくあります。でもそんなことにはみんな慣れっこ。誰も気にしません。
学生は皆礼儀正しく、さすが仏教の国だと感じます。そして学習意欲が高いです。日本語教室に参加している英語科の学生は、宿題が多くあるにも関わらず、毎回参加しています。彼はモン族なので(後述)、モン語、ラーオ語、タイ語を話すことができます。さらに英語、そして日本語を学ぼうという姿勢には、『すごい』の一言です。ラーオ語だけで弱音を吐けないなと感じさせてくれます。
ラオスは多民族国家
ラオスは49もの言語や文化が異なる民族が暮らす多民族国家です。一番人数が多いのがラーオ族であり、その言葉が公用語として使われています。しかし、ラーオ語を話すことのできない人々もまだまだいます。そんな人が病院などに行くときは、ラーオ語を話せる人と一緒に行きます。
各民族で新年が違う!
大学の民族構成はラーオ族約80%、モン族約20%です。11月21日がモン族の新年だったので、15日に大学で新年を祝う催しが行われました。モン族の人々は、民族衣装を着て伝統的な踊り、演奏を披露してくれました。
ラオスでは新年が1月1日であるという、日本での常識は通じません。ラーオ族の新年は4月。各民族によって異なった時間が流れていることを感じさせてくれます。
ラオスのニックネーム文化
ラオスでは、誰もが子供の時に親が付けたニックネームを持っています。そして、家族や友人間ではニックネームで呼び合い、本名はあまり使いません。友人でも本名を知らないことさえよくあります。
ニックネームの付け方は①本名に関係したもの(日本で一般的)と②本名に全く関係ないものがあります。②の場合だとノイ(小さい)やチョーイ(痩せている)などの容姿に関することや、ノック(小鳥)やサーン(像)などの動物の名前など色々とあります。
『すぐる』は、かなり発音しづらいようで、私もすぐに『ສຸກສັນ』(スクサン)というニックネームをつけてもらいました。意味は「おめでとう」です(笑)。ニックネームを持つことで、すぐに覚えてもらえて交流もしやすくなりました。ラオスに来た時には、仲良くなったラオス人にニックネームを付けてもらえると、一味違った旅になるでしょう。
簡単‼ ラオス語講座~ありがとう~
ຂອບໃຈコープチャイ
『ありがとう』の意味です。コープチャイの後に『とても』を表すຫລາຍ(ラーイ)を2度続けてຂອບໃຈຫລາຍໆ(コープチャイラーイラーイ)もよく使います。『どうもありがとうございます』という丁寧な言い方になります。
リターン
3,000円
1.お礼のお手紙
2.授業終了後の報告書メール
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1,2に加え
3.からだキット「たべもののとおるみち」
4.オリジナルからだ絵本
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 47
10,000円
1,2に加え
5.ラオスのモン族の刺繍が施された手作りポーチ
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 27
30,000円
1,2に加え
6.tocotoco ワークショップ 年間パス
(2015年4月1日から2016年3月31日まで)
※1枚の引換券につき親子1組
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円
1,2に加え
7.tocotoco ワークショップをお好きな場所で開催
※材料費込
※東京近郊以外の場合は交通費のご負担をお願いします
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし