排泄機能にハンディキャップを持つ人達の、生の声を広く伝えたい!

排泄機能にハンディキャップを持つ人達の、生の声を広く伝えたい!

支援総額

736,000

目標金額 500,000円

支援者
154人
募集終了日
2021年6月10日

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2021年04月15日 00:41

WOCナースの思い

WOCとは、Wound Ostomy Continenceの略で褥瘡や瘻孔、人工肛門や便・尿失禁のことを表す言葉で、WOCナースとは、皮膚・排泄ケア認定看護師のことをいいます。

 私たち消化器外科医や泌尿器科医が、機能温存と根治の両立を目指す手術を日々求める中で、彼らの暖かく、細やかな手当てがなければ、手術をされた患者さんへの支援は滞り、日常の生活や社会から置き去りにされる可能性も出てきます。まさに「鬼手」を振るうのには、「佛心」が伴っていなければならないということだと思います。

 諸外国の中には、ストーマを必要とする手術を受けた患者さんが、術後のサポートを受ける仕組みや体制が整っていないため、路頭に迷う場合も多いと聞きます。それに比較すると日本では、WOCナースが、手術に臨む患者さんが、入院する前から関わり、入院中はもちろん、退院後もストーマ外来において、患者さんの日常の生活に耳を傾けながら、術後何年、何十年にわたって、サポートを続けています。

 とはいっても、現状は、全ての病院や全ての病棟にWOCナースが常に在籍しているわけでありません。ストーマや排泄障害は、患者さんによって、適したケアの方法が一様ではないため、すべての患者さんに満足のいくケアを提供できているかどうかは明らかではありません。ストーマに対する経験の少ないスタッフが担当する場合もあり、患者さんからケアの仕方を学ぶという実態も見え隠れします。人知れず、解決できないケアの難しさや背景疾患に対する不安などを抱えて悩んでいらっしゃる患者さんは、数多くいらっしゃいます。まだまだ、私たちの取り組みは道半ばなのです。

 東京ストーマリハビリテーション研究会では、毎年、WOCナース達が中心となって、ストーマリハビリテーション講習会を開催し、より多くの医療者がストーマ保有者へのケアを「たしなみ」として身につけていけるよう活動を続けています。

 今回の学術集会では、「排泄障害をもつ方の思い」に焦点をあて、医療者だけでなく、一般の多くの方々にも共有していただくことを大きな柱としましたが、それと同時に、WOCナースたちの患者さんへのケアに対する飽くなき探究心と、患者さんの伴走者でありたいという思いを詰め込んでいます。それを皆さんに是非知ってもらえたらありがたいと思っています。  (文責 村田)

リターン

2,500


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●動画視聴アクセスキー(パスワード)

羽田由加子さんの講演動画を第52回ストーマリハビリテーション研究会のホームページでオンデマンド配信します。講演動画を視聴できるアクセスキー(パスワード)を進呈します。

支援者
59人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

3,000


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●講演視聴アクセスキー(パスワード) ●お名前掲載(希望者)

羽田由加子さんの講演動画を第52回ストーマリハビリテーション研究会のホームページでオンデマンド配信します。その動画を視聴できるアクセスキーを進呈します。またご希望に応じて、ホームページ上にお名前を掲載します。
<*注意事項:このリターンについては、こちら (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。>

支援者
100人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

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