第52回東京ストーマリハビリテーション研究会を開催しました!
このプロジェクトにご支援をいただきました皆様に心より御礼申し上げます。
2021年9月4日、東京千代田区御茶ノ水の全電通労働会館で、第52回東京ストーマリハビリテーション研究会を無事開催することができました。
この学術集会は、コロナ禍によって延期され、2年越しの開催となりました。緊急事態宣言中ではありましたが、私たち医療者が想定するリスクの中で、準備できる可能な限りの感染対策を講じて、face to faceの会を行いました。その一方で、事前参加登録をしたものの、このコロナ禍で所属施設の方針として、参加が許されなかった方々も大勢いらっしゃいました。会場に足を運ぶことができなかった参加者の方々には、後日オンデマンドで動画を視聴できるようにしていきます。
さて、このクラウドファンディングのメインであります、慢性偽性腸閉塞症の患者 羽田由加子さんの特別講演は、皆様の支援と、趣旨に賛同していただいたコロプラスト社の共催で行われました。「何事も経験してみたら」というタイトルで、山本悦秀先生、エマ・大辻・ピックルス先生の司会で行われました。この会の参加者は基本的に医療者ですが、このセッションを聞きたいと79名の方が会場に集まってくださいました。この講演には、オストメイトが如何に、自分自身を知ってもらうことが大切なのかということが、凝縮されていたような気がします。内容については、後日、皆様からのご支援に対するリターンとして、オンデマンド配信いたします。動画の編集、HPへのアップなど準備が整い次第、視聴パスワードをお届けしますので、もうしばらくお待ちください。
本研究会は、医師と皮膚排泄ケア認定看護師を中心とした看護師が、理想のストーマケアを論じる会でありましたが、講演の中で山本悦秀先生から「オストメイトあってのこの会ですから、患者の声を含めた研究会にしてほしい」という言葉をいただき、改めてこの学術集会が進むべき道筋が見えたような気がしました。
これからも、地道な活動を続けていきますので、皆様には、今後も見守っていただき、ご意見をいただけたら、幸甚に存じます。
【今後のスケジュール】
■ 動画URLおよびパスワード通知メール:2021/09/20
■ 動画公開期間:2021/09/27〜11/30
■ 動画視聴サイト:第52回東京ストーマリハビリテーション研究会HP