【悲しいご報告】外で子猫が生まれるということ

先日ご紹介したさくちゃんとおかくん。

保護直後に雨が降ってきて、ずぶ濡れになる前に助けることができましたとご報告させていただきました。

 

 

しかし昨日の朝、預かりさんから連絡がありました。

「さくちゃんが亡くなりました」と…

 

さくちゃんはミルクの飲みが悪く、シリンジでミルクを与えていました。

当日は少し元気がないなと預かりさんは思っていたようで、

このまま元気がないようなら病院に連れて行こうとも考えていたそうです。

 

そんな中、突然さくちゃんが奇声をあげ、動かなくなったそうです。

原因不明の突然死…

 

猫にとって外は過酷な世界です。

母猫は十分に栄養をつけることが難しいまま出産し、ボロボロの体で子猫たちの為にミルクを与えます。

母猫の栄養状態が十分でないと、子猫たちは病気や奇形を持って生まれてくることもあります。

栄養たっぷりのミルクが飲めないと、順調に育つことも難しいです。

 

外で子猫が生まれるということは、一定数、消えていく命が確実にあるということです。

 

子猫たちが健康に育っても、外はとても危険なことばかり。

カラスにつつかれてしまったり、交通事故にあってしまったり。

 

たくさんの犠牲が日々生まれています。

その現実を知ってほしいです。

 

おかくんですが、

希望を込めて太陽くんに改名しました。

さくちゃんの分も強く生きてほしいと思います。