頑張る高校生に、晴れ舞台を！ボランティア・アワード2019

みなさん、こんにちは！
大口のご寄付を頂戴したこともあり、一気に700万円台に突入しました。
残り４週間弱となって、焦りも出てきたところで、大変大きな援助をいただけたことに深く感謝申し上げます。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。

さて、今回ご紹介する学校は、前回に引き続き今年ボランティア・アワードが開催される地元神奈川県にある慶應義塾湘南藤沢高等部・環境プロジェクトです。以下、エントリーシートから抜粋させていただきます。

・目的
「私達、環境プロジェクトは企業連携班、教育デザイン班、高校生環境連盟、子供支援班、古民家班の五つの班に分かれて活動しています。それぞれの班が自らの知識を身につけるインプットと、それを他人に広めるアウトプットを行なうことが私達の最大の目的です。例えば、企業班では企業の方から、子供支援班ではJICAや赤十字などで、実際に社会で行われている環境問題対策について学んでいます。これらの学んだことを踏まえ周りに知識を広める活動として、教育デザイン班の小学校でのeco出前授業や、高校生環境フォーラムで行う社会人との意見交換、校内への募金活動などを行なっています。活動全体を通じて、メンバー自身が環境について学び、周囲の人に教える、福沢諭吉が教育理念としていた『半学半教』を環境プロジェクトの活動の最大の目的としています」

・昨年度の成果
「企業班では富士通を訪問し、御社のロボットがどのように社会で役に立っているかを教えていただきました。例えば、高度なパソコンを用いた津波や地震の予測や、子供が危険にあった時の位置情報がわかるアプリなど実際に実演して説明してくださりました。古民家班では古民家に詳しい方が学校に来てくださり、放課後に学校の近くの古民家について詳しいお話や魅力について教えてくださりました。教育デザイン班では昨年度、三校に訪問して出前授業を行いました。一校はメンバーの母校である横浜市立東戸塚小学校（以下東戸塚小）、他の二校は毎年訪れている慶應義塾幼稚舎（以下幼稚舎）と慶應義塾横浜初等部（以下横浜初等部）です。それぞれの学校において別々のテーマでの授業を一から作り上げ、1年間で400人以上もの小学生と共にに環境について考えました」

・今後の展望
「今年度は、SDGｓについて広めることを活動目標に掲げています。上記のように、昨年度教育デザイン班では小学生にSDGｓについての授業を行いました。しかし、SDGｓを知らないのは小学生だけではありません。普段一緒にいる友達や大人の人に「何それ？」と聞かれることが多々あります。だから、自分たちが開催するイベントや授業において、国連が掲げているこれらの持続可能な社会を作る為の目標を知ってもらえるような活動を行う予定です」

こんなふうに多岐にわたり、高い目的意識を持って活動されていることに驚くばかりです。今後も素晴らしい活動を続けていっていただきたいと思います。