高校生たちの活動紹介6

みなさん、こんにちは!
爽やかでいい季節になりましたね。

季節は確実に夏へ向かっています。

しかし、暑くなるにつれ、近年は豪雨被害が各地で起こります。

ここ一週間ほどでも、特に九州地方では大変な大雨が降り被害も出ているようですし、気をつけていただきたいと思います。

 

さて、高校生たちの活動紹介、本日は「北陸学園北陸高等学校・弓道部」です。

毎年5月にチャリティー弓道大会を開催しているそうです。

大会参加費を募金として募り、ユニセフに協力する活動です。

 

きっかけは平成12年、弓道部顧問の谷口広治先生が提出された1枚の企画書でした。

「マラソンやその他のスポーツではチャリティーを目的とした大会が開催されているが、弓道では聞いたことがない。弓道部の部員とともにチャリティー弓道大会を行いたい」

こうして、現在のこの大会の意義が次々に考えられてきたそうです。

・生徒にボランティア体験をしてもらう

・卒業生に昔の仲間と一緒に弓を引ける場所を提供する

・国体で優勝した代表選手を特別ゲストに迎える

・同じ弓引きが、中高大一般の垣根を越えてみんなで仲良く弓を引ける

・平和で楽しく弓を引ける我々が、戦火で苦しむ世界の子供たちに手を差し伸べる


平成13年4月30日に同校の弓道場で第一回大会となる「北陸オープン段別チャリティー弓道大会」が開催されました。

第2回大会からは、大会名が(公財)日本ユニセフ協会の許可を得て、「ユニセフチャリテイー弓道大会」となりました。

第3回大会から、(公財)日本ユニセフ協会の全面協力により、会場にユニセフ公式バナーが掲げられ、世界の子どもたちの現状を伝えるユニセフのポスターが貼られました。

 

 

大会の運営は、北陸中学校・高校の現役部員と、北陸高校弓道部OB会のボランティアで行っており、日頃は自分の事ばかりに気を取られがちな生徒も、この日は、世界の子どもたちに思いをはせながら弓を執ります。開会式では、世界の子どもたちに貢献するという大会の意義を説き、選手の皆さんに協力をお願いしているそうです。

 

『今どきの若者』と呼ばれる高校生が、大会運営を通じて「平和の大切さ」「世界の子どもの現状」「自分の置かれている立場」を感じることができる貴重な大会です。
入部して1か月に満たず、出場できない1年生部員たちは、矢取という裏方の仕事を1日中担当するそうです。上級生は常に横にいて彼らをサポートします。仕事の指示もさることながら、いかに彼らを飽きさせず集中させて仕事をさせるかが上級生の腕の見せ所。上級生は、受付、招集、進行、的前審判、記録(パソコンによる的中の集計)など大会運営の要所の仕事が必ずあたります。

日頃の部活動や練習試合など年間を通してできるだけ大会運営の練習をさせ、チャリティー大会を成功させるのに、どのような動きが必要かを生徒自身に考えさせるようにしているのだとか。3 年間それぞれの立場で大会運営に携わることは高校生活の中でも貴重な体験となるに違いありません。

この大会の取り組みは、第1 回から大会公式ホームページを開設し、インターネットを通じて広く公開しています。そのおかげで活動が県を超えて広がっています。2005 年には長崎県・海星高校弓道部が、2011 年には長野県・塩尻志学館高校弓道部が、2017年には滋賀県・近江兄弟社高校弓道部がそれぞれ活動に共鳴して、それぞれの場所でチャリティー大会を開いているのだとか。

 

2017年に弓道場で火災が発生し、全焼しました。平成5年に完成し多くの卒業生が活動した道場でした。弓道に必要な道具がすべて燃え尽き、生徒は茫然とし、廃部かと思われました。しかし、翌日から北陸高校弓道部OB会が立ち上がり、支援活動が始まりました。また、全国の弓道愛好家の皆さまから、弓、矢、道着袴などの支援物資が毎日のように届いたそうです。

生徒たちは、その弓、矢、などの道具を見て活力を取り戻し、いただいた手紙の励ましの言葉に勇気づけられました。

自分たちが大変な時だからこそ、感謝という気持ちを深く感じました。

今後は、恩返しの気持ちも込めて、活動を継続したいと考えています。

2019年も継続し、大会を運営されるそうです。

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