昨年度助成実績のご紹介　新型コロナ対応緊急助成

クラウドファンディング開始から1週間がたち、たくさんの方々から応援をいただけておりますこと、心より感謝申し上げます。
おかげさまで、昨日より第4回若者おうえん基金助成の募集を開始しております。

 

今回は、2020年5月と6月に全国の66団体に対して合計8,355,750円の助成を行った「新型コロナ緊急助成」と「チャリティスマイル新型コロナ助成」の概要をお伝えいたします。

「チャリティスマイル新型コロナ助成」はソフトバンク様、中央共同募金会様と共同で行いました。

 

感染拡大直後、マスクが手に入らなくて困ったことをみなさん覚えておられますか？
学校や大学の授業がオンラインになり、急いでパソコンやインターネット環境を整えなければならず、苦労された方もおられるのではないでしょうか？

 

社会的養護出身の若者たちは、ウィルス感染拡大によって仕事が減り、生活が苦しくなってしまったため、マスクを購入する余裕がなかったり、パソコンを用意するのが難しいといった問題に直面しました。

また、外出自粛のなか孤立してしまい、とても辛い気持ちになってしまう人もいました。

 

そこで、多くの団体様が、若者たちに食料やマスクなどを送るための費用として助成を活用してくださいました。

 

 

児童養護施設や自立援助ホームでは集団生活のため、マスクや消毒液、仕切り、検温といった感染予防対策のための費用や、陽性になった入所者を隔離するためのアパート契約の費用に助成を活用していただきました。

 

通学する若者がいる施設では、それぞれがオンライン授業に出席できるよう、パソコンとWiFi環境を整えることができました。

 

対面での相談や集まっての食事会ができなくなるなか、オンライン環境を整えて、個別相談やグループ交流ができるようになった団体もありました。

 

 

こちらのサイトに写真付きでより詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
【若者おうえん基金】新型コロナ緊急助成 事業活動中間報告（2020年11月10日）

 

また、中間報告以降に事業が終了した団体や、今年行った「新型コロナ緊急助成2021」の活動報告も今後紹介していく予定です。
引き続き、応援をどうぞよろしくお願いいたします。