寄付金活用事例のご紹介⑨フェアスタートサポート

みなさん、こんにちは。広報担当のかなです！

本日は9回目の「寄付金活用事例ご紹介」です。

このシリーズでは若者おうえん基金を通して皆様から頂いたご寄付をどのように活用させていただいているかご紹介しています＾＾

今回は、若者おうえん基金が前年度に伴走した団体の一つである「フェアスタートサポート」での寄付金活用事例のご紹介です。

※以下は２０２４年度の首都圏若者サポートネットワーク活動報告書からの抜粋です。

◎団体名：NPO 法人フェアスタートサポート

◎所在地：神奈川県

◎助成額：1,800,000 円

◎活動内容：社会的養護を巣立つ若者の就労にまつわる個別支援と支援体制づくり

◎支援活動の概要

社会的養護から就職・自立を目指す入所児童や、施設を退所した若者などを対象に、キャリア教育から就職相談、就職後のアフターフォローまで続く個別伴走キャリア支援を実施。

また、施設の自立支援担当職員などが基本的な就労支援のノウハウを身に着け、団体や協力企業へ適切に就職の相談ができるよう人材育成をおこなった。

さらに、各地の協力企業と施設の協力体制を構築することで、地域のなかで社会的養護から巣立つ若者の就労支援が自発的におこなわれる体制整備に取り組んだ。

◎支援の成果

就職相談 92 件、就労体験 101 件、協力企業での会社見学は 151 件にのぼり、特に高等教育中退や、高卒就職後の転職といった社会的養護施設退所者の相談が目立った。

複合的な課題を抱える若者が多くなり、これまで以上に協力企業、施設との連携を強める必要性が高まっている。

また、社会的養護施設の職員に面談や見学体験に立ち会ってもらい、支援の流れを理解してもらったり、協力企業と施設の関係構築をサポートしたりと、職員へのノウハウ提供や教育にも注力した。

その結果、2024年度は小・中学生のみならず未就学児の参加も目立ち、早期キャリア教育の機会提供が可能となった。

事業の活動範囲は山口、愛知、福井、長野などにも広がりをみせた。

今後も総合的な支援力を身に着けるための人材育成に努め、内部体制の強化を図りながら、受益者一人ひとりに寄り添った支援を継続する。

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皆様から頂いたご寄付は、若者本人に対する直接的な支援だけでなく、各地の協力企業や施設を巻き込んだ支援体制の構築にも役立てられています！

いつも温かい応援をありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。