旗本浅野家若狭野陣屋の札座を応急修理し、後世に残したい!

旗本浅野家若狭野陣屋の札座を応急修理し、後世に残したい!

支援総額

1,095,000

目標金額 1,000,000円

支援者
65人
募集終了日
2024年3月15日

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2024年02月18日 01:22

札座、安政かと思ったら文政説が巻き返し

2月17日は、12日に引き続いて札座の徹底調査をしました。今回は、屋根の構造を重点的に調べました。

 

12日の徹底調査で札座の棟札を発見しました。これには安政3年という年号と建て替えという文字があります。大坂天王寺屋が文政の藩札発行にかかわり、一旦撤退して、安政初め藩札業務に復帰したとも書いてあります。

建て替えが終わったのは安政3年なのですが、問題は、①文政の札座を完全に潰してまったく新しく安政の札座を建てた ②文政の札座を活かして改築で安政の札座を建てた のどちらなのかということです。

文化財の保存の経験の豊富な方が何名も「安政よりも古いように思う」と言われていて、今日は屋根の構造を中心に徹底調査しました。

それから、これは、そもそも論なのですが、昔は部材は大切にしたので、従来の建物の材木を全部捨ててしまうというのはおかしいのではないか・・という意見があります。確かに、言われて見ればそうですね。

徹底調査の結果、札座は屋根関係が大きく変わっていることがわかりました。ここからは、専門家の検討を待つことになりますが、文政の札座を完全に取り壊して安政の札座を全く新しいものにしたとは、調査の結果からは考えにくいということでした。

 

結論としては、現在の構造になったのは安政3年。それ以前の構造が残っていると見られるものがあり、文政の札座が大きく改築されて安政の札座になった可能性がある・・・検討を続ける。

 

札座を研修会の会場にお貸ししたおかげで、20名近い建築関係者・文化財関係者の二日間にわたる徹底調査が実現しました。調査報告が出来上がるのが楽しみです。

 

札座の屋根は緩やかな曲面になっています。曲面をつけるには技術と費用がかかります。今日は、曲面にするための木材の組み方も調査しました。やはり複雑な組み方をしているそうです。

 

 

リターン

5,000+システム利用料


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若狭野陣屋と東寺領矢野荘を解説した書籍をお送りします

・若狭野陣屋と東寺領矢野荘を解説した書籍をお送りします。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

10,000+システム利用料


札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます

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・札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます。

申込数
24
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

5,000+システム利用料


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若狭野陣屋と東寺領矢野荘を解説した書籍をお送りします

・若狭野陣屋と東寺領矢野荘を解説した書籍をお送りします。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

10,000+システム利用料


札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます

札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます

・札座に寄付者名入りの木札(小)を掛けます。

申込数
24
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月
1 ~ 1/ 7

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