こんにちは!週末はいかがお過ごしでしょうか。

私たちは、無事に15日からクラウドファンディングがスタートしたことに一安心しつつ、目標の達成・和ルミネーション開催に向け、さらに話し合いを重ねて動きつづけています!

 

「和傘職人 杉崎さんご紹介」第2回目は、長年和傘づくりをされてきた杉崎さんだからこそ知る、和傘の魅力、和傘をつうじて知る「モノのありがたみ」について、杉崎さんの言葉のままお届けします。

 

 

和傘の魅力は「ホスピタリティ」

 和傘も昔は良かったけれど、戦争が終わって、大量生産、大量消費のものがたくさん入ってきました。和傘と洋傘を比べたら、洋傘は値段が安くて軽くて丈夫。和傘は洋傘に比べ重くて、破れやすく、手づくりで値段も高い。それはもうマーケット的には淘汰されちゃうよね。でも、ちょっと変わっている、「時代に逆らうのも良いじゃないか」「面白いじゃないか」と思って、和傘づくりを始めちゃったのかな。

 

和傘を手に、想いを語る杉崎さん                                                                                             

 

 和傘はまず、「よくこんなものを考えたな」と思いますね。和紙と竹で雨をしのぐのはすごい。しかも骨がいっぱいあるので、濡れた紙は内側に折り込まれる、ということもよく考えたな。そこが和傘の「ホスピタリティ」じゃないですけど、濡れた面が外側に向く洋傘と違って、濡れた面が内側に折り込まれるので、他人を濡らさないという気づかい。というのも、和傘は構造上骨がいっぱいあるので、外に折り込まないで中に折り込むようになっている。もともの構造の違い、そういうところに日本人の気質が出ていると勝手に言っています。それがもう洋傘とは違うんだぞと。

 

 

「モノのありがたみ」を大切にしてほしい

 和傘を持つ人が増えれば良いかというと難しいところで、特別なちょっと出かけたい時に和傘を持って出かけるのも良いのかなと僕は思っているんですよ。みんながみんな和傘をもつというのも、そうなれば和傘業界は潤うけれど、ただやっぱり機械でつくるのとは違って、すべて手でつくる和傘を雑に扱って、壊れたらすぐ次を買うというのは、作り手は嬉しくない。1本仕上げるのに2ヵ月はかかる。手間をかけてつくっているからこそ、モノを大事に使ってほしい。それが日本人の良さじゃないのと教えられたら良いのかな。

 

 実は和傘行灯やランプシェードは工作的な発想から製作したものです。和傘づくりのために仕入れる和傘の骨には、バラバラのものや曲がっているものも混ざっています。じゃあ曲がっている骨をどうしようかな、和傘に使えなくても何か他に出来ないかな、というところから、行灯やシェードであれば開閉はしないので、一度曲がった骨をまっすぐにすれば良い。そうした発想でつくってみたら、意外とウケたんです。

 

 杉崎さんご製作の和傘型ランプシェード  
リターンでは製作体験もご用意しています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 和傘は和紙が大部分を占めており、使用しないと乾燥してカサカサしちゃって、最後は経年劣化で割れてしまいます。和傘は高いから、大切に輪っかをして箱の中に入れてしまうけれど、使わなくても出して、日陰の風通しの良いところに立てかけてほしい。和傘は破れても和紙を張り替えれば何回でも使える。和傘は大部分が竹と和紙で出来ているのですべて土に還る。安い洋傘を差して折れたらすぐ捨てちゃう時代だけど、手間ひまをかけてつくったモノ(和傘)のありがたみを大切に感じてほしいですね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は、さまざまなご経験をされてきた杉崎さんが想う、

和傘づくりのやりがいをお伝えしますので、お楽しみに!

 

皆さまと和ルミネーションを実現できますよう、

あたたかなご支援・ご参加をよろしくお願いいたします!!

 

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